カナ配列にしたら、qwertyより楽になるし結果的に速くなるぜ!
というのはほんとうだろうか?
これまでの研究?から、
実態を見る限り、以下のような評価かな。
カナ配列七傑と、qwertyローマ字との相対評価。
qwertyの速度を100とする。
楽さを100として、200はその倍楽だとする。
同じくらいの中級レベル練度を想定して、
短期的(数分)ではなく、
長期的(数日)の速度を評価。
速度 楽さ
薙刀式 250 300
新下駄 300 300
飛鳥 250 300
シ蜂小 200 300
月 200 150
親指 150 200
新JIS 130 215
JISカナ 110 70
qwertyローマ字を極めるのはたいへん難しい。
僕は、パッと打つのは簡単だが、
極めるのが難しい特殊な配列だと思う。
それに比べて、カナ配列七傑は、
どれも楽できるし、
「極めるまでもなく速くなる」
という効果があると考えられる。
これだけ見ると新下駄、飛鳥はええやん、
となるけど、難易度が高いからね。
要求する指遣いはそこそこ高く、習得難易度も高め。
習得難易度でいえば、新JIS、月、薙刀式の三強であろう。
いずれにせよ、
qwertyローマ字を極めれば極めるほど、
指を壊す配列であると思う。
極める気もない人にとっては、
さっさと楽で速い配列にしたほうがいいぞ。
qwertyで高速打鍵、たとえば秒5カナ(≒8.5打)
以上打てる人はqwertyで挫折しなかった人だ。
それ以上やりたいならqwertyをやればいい。
そんなに指が動かない人は、
是非カナ配列をおすすめする。
タイピングは目的じゃなくて手段だ。
手段を選ばずに目的を達成させたやつが、
人生ではえらいのだ。
2023年09月17日
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