2023年09月19日

【自キ】my new gear...

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キースイッチデッドニングカバー「トゥーム(墓石)カバー」
爆誕。
これで打鍵感エンドゲームじゃない?


「打った感じの打鍵感」
「戻った時の打鍵感」が、
「まったく純粋」になる。

「純粋な打鍵感とはこういうことか」
が、この装置によって明らかになった感じ。
これに比べると、
どんなキーボードの打鍵感も、
「共振による濁りがある」ことがわかるようになる。

つまり、
100%ウォッカみたいな感じ。
これに比べれば、他の酒は雑味があり、
それが独特の風味になってるんだな、
という感じ。

原理は簡単で、
まるで粘土にキースイッチを押しつけたように、
スイッチの凸凹が逆になってるものを3Dプリントしている。
このことで、
ピッタリとこの形になったキースイッチをつくってるわけ。

トップハウジングだけでなく、
ボトムハウジングの、
LED透過部のスペースや、
両側面のスペースも、
同じ素材でキッチリ埋められるようなものをつくった。
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ナイロンなので振動の跳ね返りが少なく、
ある程度吸収されるだろう読み。

コンッてなったあとは一切響かない、
完全なるデッドニング
(余計な共振を殺すこと)な感じだ。

ただただ滑って底打ちして、
ただただ滑って元に戻るのみ。


ウムピエより摩擦係数の少ないというHPE素材を採用した、
Tecsee Blue Skyに、
Sprit DesignsのMX 30s(アクチュエーション20g、ボトム30g)。

つまり恐ろしく軽く、
恐ろしく滑り、
何もないかのように底打ちして、
まったく響かずに、
同じく戻るという感じ。

なんなら、
FR-4のガラス繊維を、
何か固いもので叩いているだけ、
という感覚になる。

ざっくりいえばThocとは真逆のClacky(固いから)なのに、
残響がなく音が一つに聞こえる感覚。



うん。もうこれでいいんじゃない?

スイッチのハウジングが打鍵によって共振することが、
打鍵感の雑味をつくっていた。

それが味だったともいえるが、
それを完全に除去すると、
余計な雑味がなくなる、
ということがやってみてわかった。


頒布は予定していない。
なんせスイッチ一個あたり1000円近くしてしまうので、
誰も買わんやろと思ってね。
(プリント精度の高いMJFをもってしても、
なお個体差対応にいくつかはヤスリを入れる必要がある…
スイッチの個体差との相性もあると思う)

キーキャップはスカートのあるタイプは干渉するし、
フローティングタイプのキーキャップ専用だしね。


とりあえずキー部には間に合った。
このキーキャップを薙刀式印字版ドームキーキャップに変えて、
参加予定。
対戦よろしくお願いします。
posted by おおおかとしひこ at 16:25| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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