アルファベットに比べて倍もあるから、
相当大変なんじゃないか、
という「未経験者の先入観」が僕にもあった。
しかし楽そうな理屈は明らか、
動画を見てもそうっぽい、だがしかし…と、
その「大変そうな想像」を前に、
尻込みする人は多いと思う。
その背中を押してみたい。
Twitterから。
> いやでもアルファベットの配列に加えてかなの配列覚えたないし……ってなるんだけど、既にレイヤー4枚も使っとるし覚えるんじゃなくほしいところに置くって自分で言うとったやないケって言われると…………うんっ!そうだなっ!
自作キーボードでは、
標準面以外に、
「レイヤーキーを押しながら押す面」があり、
ここに自由にキーを置いて良い。
たいていはカーソルやよく使う記号をここに置く。
なんなら、30%キーボードだと、
全キーを4階建(120キー分)だと思って、
30キーに120キーを分配し直す。
そしてそれは、
全然使えることが、
経験的にわかっている。
誰もが全員、楽々と、
かどうかは分からない。
ある種の選ばれた変態しか無理かも知れない。
しかしその変態の人の数は、
世の中が思う変態の数より、
多いと思っている。
1/1000より多いと思う。
1/100よりもっといる感覚。
だからあなたも、カナ配列に選ばれし者の可能性があるんだよね。
やってみたら出来るかも知れない。
このブログは大体一記事100人くらいが読んでるので、
毎日一人以上該当者がいるのでは、
と僕は読んでいる。
月に30人、年間360人カナ配列者が生まれたら、
おもしろいことになると思うんだけどな。
どのカナ配列がいいかは人によると思う。
なので七傑を選出した。
詳しくはその記事を読むとして、
薙刀式、新下駄、飛鳥、シン蜂蜜小梅、月配列、親指シフト、新JIS、
とした。
これらの中でも優劣はあるし、相性もあろうが、
まあこれ使っとけば、
大体カナ配列の恩恵を受けられるぞ。
4面もレイヤー覚えられたんなら、
全く別個原理、別腹のカナ配列はいける。
経験知としてあるのは、
「似たものは覚えられないが、
全く違う原理のものはかえって覚えやすい」だ。
全然違う記号面とかいまさら覚えられないかもだけど、
これまでの体系にないカナは、
かなり覚えやすいよ。
むしろqwerty英語をdvorak英語に上書きするほうが、
難しいとすら僕は思っている。
(qwertyローマ字→別のローマ字配列は、
これによれば難しいはずだがわりと簡単。
qwertyがクソすぎるから説)
というわけで、
自作キーボードのレイヤー面やってる人は、
カナ配列の素養がすでにあるよ。
まあ薙刀式の単打面だけさわって、
拗音同時押しとかやってみ。
こんな世界があったのかと、道が開けるかもね。
2023年09月19日
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