オムニバスは幕の内弁当だ。
小さいものがたくさん揃ってて、わーかわいいー、
色々あるー、というアラカルトの面白さである。
でもそれよりもっとガツンと来る焼肉弁当には負ける。
しかし焼肉弁当は人を選ぶ。
どちらを選ぶのが正解か?
どちらが興行で有利か?
どちらが失敗しなさそうか?
色々な問いと答えがありそうだ。
ただ大成功するのは、
一つでガツンといくもので、
大失敗するのも、
一つでガツンといくものだろう。
幕の内弁当は、
良くも悪くも安定を叩き出すのだろう。
不況でローリスクを取るなら、
今後オムニバスは増えるかも知れない。
しかし時々焼肉弁当が食いたくなるだろうね。
あとは、
一つでガツンと来るものの、
その一つを何にするかと、
完成度をめちゃくちゃあげて、
幕の内弁当には追いつけないものを作るしかないだろう。
「もうそんなにいうんやったら幕の内弁当でええやんけ」
ってみんながなってるのが、
単独アイドルではなく、グループアイドルの流行であろう。
オムニバス映画は、
あまり興行的に振るわない。
作るリスクに対して、リターンの上限が合ってないかもね。
とはいえ、金を出す人数が増えると、
口を出す人数も増える。
玉虫色にするくらいなら、
最初からオムニバスを作っておくのが、
日本人的処世術かもしれない。
さて、ここまで考えて、
オムニバスの企画しあげるか…
もしオムニバスに、
幕の内弁当以上の価値があるとしたら、
その全体をまとめる意味みたいなものだろう。
その意味が全体を通してはじめて言える、
そして新しい価値になるものなら、
その幕の内弁当に意味があると思える。
2023年09月20日
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