2023年10月03日

【薙刀式】3キー同時押しにビビることはないよ

親指シフトは、親指キーと文字の、2キー同時押し。
新下駄や下駄は、DKやSLと、逆手文字の、2キー同時押し。

しかし薙刀式は、「3キー同時押し」があるという。
左手の文字1キー+右手の文字2キー、
しかないから、複雑な3キー同時押しではない。

でも結構「3キー同時?」とビビる人がいるよね。


それも原理を聞けばとても簡単で、

・濁音はFまたはJと逆手の2キー同時押し
・半濁音はVまたはMと逆手の2キー同時押し
・拗音は、左手のイ段カナと、右手のやゆよの同時押し

・濁音の拗音は、拗音+濁音の3キー同時押し。
 左手のイ段カナ+右手の濁音(J)+右手のやゆよ
・半濁音の拗音も同様。

という、「原理的にすっきりした」
3キー同時押しなんよね。

アレとアレとコレを同時押しして、ハイ!
という複雑な手の形を要求される同時押しではない。


しかも、「○ミリ秒以内に押す反射神経的な」
同時押しではなく、
「Aを押しながらBを押しながらCを押す
(順番は任意)」、
「ABCの同時に押されてる瞬間があれば同時とみなす」
という相互シフト方式なので、
エイヤとやる必要がなくて、とても楽なのだ。

たとえば「し」と「よ」を押しっぱなしにしたまま、
Jを打てば「じょ」になったりする。
「し」とJを押して「じ」を成立させたまま「よ」を押しても、
「じょ」になるんよね。

言葉のあやで「同時押し」なんて言ってるけど、
わりとユルユルな押しっぱなし3キーの感じです。
(この感覚をうまく言い表すワードを発明したい)


キーボードに詳しい人は、
ゴースト防止のために、
3キーを同時に押しても1キー取りこぼす仕様があることを、
知ってるかもしれない。
そういう配線的に安めのキーボードでは、
薙刀式は使えない。

Nキーロールオーバーだとベストで、
たまに使えない組み合わせのあるキーボードに出くわすことがある、
くらいかな。
自作キーボードではほぼ行ける。
HHKBやメカニカルは全OK。
安いメンブレンやパンタグラフはたまーに、
変な組み合わせがダメだったりするね。


あと「3キー同時」ではないのだが、
「2キーを押しながら逆手1キー」があって、
それが編集モード。
DFを押しながら右手とか、
CVを押しながら右手とか。

意外と2キー押しながら、というのが便利で、
編集モード(編集のためのショートカット集)は、
薙刀式を使う上で生命線のひとつだよね。

もちろん、このキーバインド自体は、
他の配列とほぼ競合しないから、
薙刀式の編集モードだけ移植して使ってもどうぞ。

ただ薙刀式の運指を前提としたマッピングだから、
もっと普通に使いやすく改変した方がいいだろうね。
カーソルは十字に並べるなどしてね。



時々、薙刀式は3キー同時あるのかー…
と躊躇する人がいるので書いてみた。

キーボードはいいのを使う必要はあるかもだけど、
手なりで使えるレベルだと思うけどなあ。

「意味と関係なくとにかく同時押しを覚える」
というシフト方式ではなくて、
「使う音を同時押しする」
という意味の存在する同時押しなので、
手が覚えるだけでよいのが利点です。



ただこの3キー同時は、
使う側にとって大変便利なのだが、
実装側は大変なのよね…
おかげで移植の簡単さにおいて、
親指シフトや新下駄に遅れを取ってるのはやむなし。
でもみなさんの努力で、
着実に移植が進んでいるのはたしか。

そのうち、
「3キー相互シフトをハード上で判定する回路」
すら出来るかも知れないし、
ソフト的に便利であればそのうち誰かがやってくれるさ。


しかし、
このアイデアがなかったら、
薙刀式は成立すらしてなかったかもなあ。
もう少し不便なカナ配列を、
今でもいじってたかもしれないなあ。
posted by おおおかとしひこ at 09:44| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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