親指シフトといえば、この呪文はよく聞く。
うしてけせはときいん(ASDFGHJKL;のカナ)、
はときいんせけてしう(HJKL; GFKDSAにソート)
などなど、微妙に覚え方に異同があるが、
この呪文を覚えてる人ほど、
親指シフトを使いこなせなかった人じゃない?
と僕はいぶかってしまう。
Twitterから。
> その昔 親指シフトってのがありました… はときいん せけてしう...って呪文覚えるんですよ…
というのも、
中段カナなんて無意識下に置くからで、
そんな呪文は邪魔だからだ。
はときいんのカナを、
指に書くとかならまだ分かるんだよね。
どのカナがどの指に対応するか、
視覚的に覚えるやり方はまあわかる。
しかし「順番込みの呪文」という、
一番関係ないやり方にする意味がわからない。
「と」が「き」の前にある意味は、
ブラインドタッチにはない。
人差し指と中指は等価なので。
この順番情報が、ブラインドタッチを混乱させるまである。
もっとも、
最初に呪文を覚えさせられ、
その後ブラインドタッチをするようになったが、
今では指を動かすことがないため、
昔覚えた歌だけを歌うカナリヤになってしまったのかも知れない。
だとしても、その歌を教えた教師は、
間違ってたんだな。
むしろ、
中段だけで作った言葉とかを覚えてるほうが、
本質的な教え方だよな。
とき しき せけん とは
という けいき していて
などなど。
今適当に作ったけど、
マニュアル的なそれ、あったはずなので、
そういう単語の練習が第一印象になるべきだよな。
はときいんは使えないが、こうした単語集は、
ずっと使える。
むしろこれらが語呂がいいように、
覚えさせた方が良かったかもね。
はときいんなんてどうでもいい。
HJKL;の順番を覚えるくらい無意味。
配列図の暗記という誤った段階は、
出来ない人の誤解としてずっと引きずるんだろうなあ。
今後、親指シフトといえばはときいん、
なんて人を見るたびに、
ああ、あなたは出来なかった人なのね、
と悲しい目で見てしまいそう…
だってやった人ほど「速くて便利だった」
などの、「触覚の記憶」になるはずだからね。
2023年10月05日
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