2023年10月10日

原因はずっと前にある

勉強の話。
ある日突然勉強が分からなくなる日が来る。
それはそこでつまづいたのではなく、
ずっと以前にわかってなかったことを、
誤魔化し誤魔化し来たことが、
ここで誤魔化せなくなったことの露呈であると。
https://x.com/nabekichi32/status/1711210474107498889?s=20

勉強の難しいところは、
その原因点を見つけることが難しいことだ。
なにせ無限にあるからね。

脚本の場合は所詮有限だ。
どこかずっと前を探しに行こう。


ひょっとしたら、
登場シーンを書き直すだけでうまく行くかも知れない。
実はオープニングが違うかも知れない。

そもそも問題はなんだろう?

この場面がつまらないこと?
このキャラがいまいち光ってないこと?
伏線が引かれてなくて、あっと驚かないこと?

ワクワクが足りないこと?
ドキドキが足りないこと?

正しく問題を言えれば、
解決の半分はできたようなものだ。

解決には別解があるから楽になれる。
ということは問題を正しく定義できたら、
8割がた問題は解けたようなものだよ。

原因がこのシーンにあるか?
原因が前のシーンにあるか?
その前か?
…と遡っていって、
このシーンに関わるすべてのシーンをチェックすれば、
「ああ、ここで誤魔化してたな」
というポイントに辿り着けるはず。
そこをきちんと良きように書き直すと、
うまく今のシーンが流れる。

同じ人間のやることだ。
構造は似ている。
posted by おおおかとしひこ at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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