「理不尽な暴力を、言論により世間の同意を得て駆逐する」
ならカッコいいけど、
「言葉で操ったほうが、物理的に刺すより簡単だぜ」
に解釈されるとやべえよな。
日本赤軍重信房子の娘がTBSに出演して波紋を呼んでいる。
「娘だから」と非難されてるのかと思いきや、
彼女もテロリズム容認派らしく、ハラスを支持してるそうな。
言論の自由の誤った解釈だ。
自由とはなんでもありのことではなく、
自由を脅かすものに自由権を与えるべきではない。
で本題なのだが、これに対して東大教授が擁護してて、
> うっかり大量殺人した程度のことで家族も含めてバッシングされる…私たちリベラル左派はこうした地獄のような国を変えていきたい
「うっかり大量殺人」で許されるわけないやんけ。
ほなうっかり君を刺しに行っても文句言うなよな。
言葉を嘘に使うのは最も許せぬ罪だ。
イスラムから逆に殺されるわ。
そういえば前も議論したけど、
フランス映画擁護者は、難しい言葉を使って煙に巻くよな。
ペンを剣より強い武器だと思って、幼稚な人間が振り回してるのではないか。
(追記)
この情報は悪質なデマであり、東大教授のソースが存在しないらしい。
うーむやられた。
一次ソースを自分で確認するのも面倒なので、
うっかりの件はどっちでもよしとしておこう。
ということで、「ペンは剣より強い」のは、
「デマを撒いて煙幕を張れる」にも使えるわけさ。
流言飛語、火付盗賊は忍びの仕業ですな。
ペンのいくつかの使い方のバリエーションとして、
今回のは例示になるだろう。
2023年10月15日
この記事へのトラックバック
「うっかり大量殺人した程度のことで家族も含めてバッシングされる…私たちリベラル左派はこうした地獄のような国を変えていきたい」
と述べて擁護したというファクトを(発言・発言者共に)発見できませんでした。
この元ネタと思われるのが「非常口@hershamboyz」という冷笑系ネット右翼のアルファアカウントによる、左派の口調を真似て揶揄した以下の投稿です。
https://twitter.com/hershamboyz/status/1712763834979717495
非常口@hershamboyz氏は続けて以下の投稿で上記の発言が自身の書いたもので誰かの発言でないことを認めつつ、東大教授の隠岐さや香氏が行った本件とはまったく無関係なツイート画像を張り付けて発言の責任をなすり付けています。
https://twitter.com/hershamboyz/status/1712947688717893711
この一個人が左派を揶揄した発言を切り取り、最悪と言われるアフィブログの「オレ的ゲーム速報@刃」と、大手ネトウヨブログの「Share News Japan」の2サイトが記事としてまとめ上げ、
あたかも「東大教授が党派性に基づいて過激派の虐殺事件をダブルスタンダードで擁護した」かのような体裁で全く繋がりのない話を組み合わせて加工しジャンクな言説の蔓延る界隈で拡散された、というのが大筋のようです。
つまるところ、頭から終わりまでがネット上にゴミを撒き散らすおなじみ連中のカンカン踊りであった……というわけです。
つきましては、虚偽が判明した以上訂正記事をアップロードされてはいかがでしょうか。
また、大岡さん側にも問題点がいくつか存在します。
特に、事実関係を確認しないまま曖昧な情報に反応し結果的に政治デマゴギーを拡散してしまったことよりも、
「知識層の東大教授がこんなとんでもない発言をするか?」というコモンセンスが煽動主義に対する歯止めとして働いていなかったのが大きな問題だと思います。
暗に「東大の左派ならこういうことしそう」という期待感というか偏見があったのではないでしょうか。
正直、事前に選り分けられるレベルのフェイクだったと思うのですよ。
元記事をよく読むとそもそも東大教授が重信を擁護したとすら書いていないわけですし。
上掲2サイトは日常的にこういった意図的な誤読を狙った記事づくりをしていて週刊誌の芸能欄以下の低俗クソサイトなのを知らないはずはないでしょうし。
もう一つ、非常に口幅ったい発言になってしまうことを先にお詫びしておきます(本当にごめんなさい)。
ネットユーザーにリテラシーの二極化が発生している現在、良質な情報は良質なところに集まり、ジャンクな情報はジャンクな読み手の元に選択的に集中するという現象があります。
私はこの非常口によるツイートや関連まとめを全く見かけていません。低質な情報を遮断しているとおそらく目に入らない類に属する情報だと思います。
ヘッドラインかTwitter経由でこのツイートを御覧になったのかもしれませんが、当該ツイートを拾い上げたアカウントなりヘッドラインなりは筋がかなり悪いものだと推測されるので、今回のような誤情報を予防するために今後敬遠された方がいいかもしれません。
意図的に政治デマ系に触れようとしなくても、情報技術者やプログラマをフォローしているとこの系統のツイートが紛れ込むことがあります。
私はこの記事の脚本論は物語を作ろうと志す同士に会うと薦めて広めているくらいに素晴らしいと手放しで評価しています。
しかし今回は日頃から社会の木鐸を標榜している大岡さんの知的レベルからは素通りできない瑕疵だと考えます。
とはいえ他に意図はありません。
「自由とはなんでもありのことではなく、自由を脅かすものに自由権を与えるべきではない。」
という前段部分は言論の自由に関して常識的な考え方となっている議論を踏まえたものですし、私も同意するところです。
コメント欄に連続投稿するのが嫌いなので大変に文字数が多くなってしまいましたが、長々と失礼いたしました。
なるほどー。
まさにペンに踊らされてたのかー。
非常口という垢名で、
東大教授?ってちょっと思ったので、
実名はあげませんでしたが、
全体的にそういう仕掛けかー。
アクセス数が収入になるシステムが、
ネットの一番の弊害ですねえ。
木戸銭さえ取ればスクリーンの内容はどうでもいい、
どこかの映画に似ているなあ。
アフィに引っかかった記録として、
記事は残しておきましょう。
完璧な人はいないので、
それでも人は進むのです。
ペンは混乱を生むこともできる。
ゲリラ戦の基本、忍者の基本ですな。
有事の時はこれをやりやすい。