2023年10月17日

【風魔】スノーシーン!

突然YouTubeから流星ロケットを勧められ、
懐かしいなーなんて思ってたら、
アンカフェのライブ動画に誘導され、
へー解散とか聞いてたけど再開したんだーよかったなー、
なんて見てたらスノーシーンなる曲に辿り着く。
https://m.youtube.com/watch?v=bVkZrZ5gwqM

知らないはずなのに僕は知ってたわ。
記憶の奥底から思い出した。
これ、僕が風魔のOPで「没!」って言った曲だ。


ソニーミュージックがイチオシのバンドが、
当時アンカフェで、
深夜帯ドラマとはいえ、
今一番推したい曲を、
タイアップに使えればバンド的にもオイシイ、
と考えていたと思う。

冷静に聞けば、
たしかにこのバンドの代表曲になりえるくらい、
ビジュアル系バンドの感じとロック性が、
絶妙にブレンドされたいい曲だと感じる。

でも僕は、
「風魔の小次郎のOPとして」却下したんだよね。

ただでさえビジュアルがホストっぽい、
などとOA始まる前は散々言われていた。
そこに輪をかけてこの曲だったら、
ホストホストになったと思うんだよね。
それは、昭和熱血硬派の原作性を、
台無しにすると感じたわけ。
(紫炎には合ってたかもだけど。笑)

あと歌詞内容があまりにもラブストーリーだったのも、
却下の原因だったな。

で、事務所側も慌て始めて、
どんな音楽ならいいですかね?になって、
撮影したOPを先に編集して、
「こんな感じの、アップテンポのロックが合うと思う」
という映像を先に見せたんだよね。

そこで向こうから上がってきたのが「流星ロケット」で、
うん、これなら小次郎のテーマ曲になるし、
今の流行も抑えてるし、
とぜひお願いします、ってなった記憶。

僕の聞いた「スノーシーン」は、
こんなにロックアレンジじゃなくて、
まだデモ状態の、
もっと浜崎あゆみっぽいバラードアレンジだったから、
余計却下って言った気がするな。


今考えても、
その選択は正解だったと思える。
「流星ロケット」は明るいロックで、
アニメ版のNightHawksの骨太ハードロックとは異なったけど、
昭和と平成の差で、
小次郎を表現してたんじゃないかなと思う。

たしかに「スノーシーン」は、
TMRが歌っててもそうかなと思える曲で、
なるほど浅倉大介とこんなところで繋がるのね、
って感じがしておもしろい。


そうそう、エンディングだったら「スノーシーン」はあるかも、
と思ったけどソニー側はOP希望だったので、
その代わりEDを坂本兄弟が歌うことになったんだった。

そこで、ラブストーリー的な原型となる歌詞を僕が書いて、
それを下敷きに「永遠の刹那」が出来上がったのであった。
元の僕が書いた歌詞とは全然違って、
より進化した世界になってておもしろいなーと思った記憶がある。
いずれにしても、
「小次郎が去ったあとの姫子の気持ち」にフォーカスしてるんだよね。
まあドラマ版だと男女だけを扱うわけではない(含み)だから、
より広い概念の「絆」になったのは、
テクニカルだなーと感じたものだ。


OP、ED、キャラソンとも、
風魔はドンハマりだったと思う。

僕編集の帰りに、目黒川の橋を渡るときに歌いながら帰ったもの。

それくらいにはハマった曲だったよね。


いやー、まさか2009年以来の再会ですわ、
「スノーシーン」。
14年前の記憶が蘇る…

いい曲だから挿入歌に使っていい?って聞いたら、
「使えるのは一曲だけです」って怒られた記憶もあるな。笑
posted by おおおかとしひこ at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 実写版「風魔の小次郎」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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