2023年10月22日

【薙刀式】単打活用指数

とでも言えそうな計算法が、
岡さんから出てきた。
https://x.com/kanchokker/status/1715736564687569032?s=20


打ちにくいキーに頻度のあるキーを置くだけで、
単純な単打率は上がってしまうため、
そういうものを防ぐ。
キーの打ちやすいところにいい単打を置いてるかを、
計算するようになっている。

あとBSが追加。
薙刀式のU位置はスコアがあがりそう。


 新下駄: 0.573
 薙刀式: 0.503
 のにいると: 0.490
 旧JIS: 0.479
 親指シフト: 0.469

おっ、なんか実感に近い感じの指数が出てきた。

これだけ補正しても、
やっぱ新下駄はすごいな。
いい位置にいい頻度のカナが置かれているってことだ。
頻度の高い濁音を単打に置いてるのもデカそう。


薙刀式はJ位置に頻度の低い「あ」がいるので、
ここで減点だろうな。
実際は濁音同時押などに活用されて、
全キーの中で一番Jを使うんだけど、
今見てるのは単打面だからね。


のにいるとは、意外?にも流石のスコア。
漢字以外の頻度の高いカナは、
全体的にも頻度の高いカナなのかな。
漢字含有率は1.2〜1.3あたりだから、
ひらがなの方が結局多いため、
重なる部分が多いと推測される。

助詞、語尾部分、接続詞などの、
薙刀式が「繋ぎの語」としてる部分が、
優先的に単打になってるはずで、
薙刀式がシフトに落とした「の」「に」「も」
あたりが単打面にいるためにスコアが高くなると思われる。


JISカナは、
最上段や右小指外の打ちづらさが如実に響き、
「全部単打だからっていい気になるなよ」
的な散々なスコアだね。

親指シフトは、
単打を活用していない部分がある。
「濁音になるカナ」をすべて単打面に出して、
濁音はそれと逆手シフトにするルールがあるため、
マイナーカナでも嫌々単打にしている場合が多い。
そこらへんでスコアを落としていると思われる。



いうても各配列とも小さな幅の中に揃ったので、
どの配列も単打面は活用してるだろうなと思われる。

単打面の強そうな配列、
あと何があったかなあ。月とか?

飛鳥はわざとシフト面に落として連続シフトにしてたりするから
(薙刀式も一部それを真似してる)、
単打重視ではなかろう。



配列の優秀さを測る定規は色々あるべきで、
この指標はなかなか面白い。
キーの打ちやすさスコアを変えるだけで、
また変動するだろうし、
色んな定規があっていいと思う。
絶対的な指標、ないし平均的で妥当な指標は、
こうした色んな定規を作ってみないと、
議論もできないしね。



なお、
拗音のためのイ段カナを単打には含めないほうが、
ややこしくなくて良いのでは。
それか、
含めない/含めるの二種類併記するか。
posted by おおおかとしひこ at 16:07| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック