もう何年も薙刀式を使っているから、
自分のボキャブラリーはほとんど打ったことがあるので、
ほとんどの単語はわりとスムーズに打てるようになっている。
自分の手の内に薙刀式がなった感じ。
でもたまに打ったことがない単語があって、
戸惑うことがある。
さっき「狂う」という言葉を、薙刀式ではじめて打った気がする。
HILという3連続で、
アルペジオの連続だ。
だからわりと早く打てるはずだけど、
やったことなかったので、
探り探りになってしまった。
くるHIは打ったことが多いが、
るうILはほとんどなかったわけ。
同じ位置の運指は「ょう」で良く使っているが、
表の2連続はほとんどなかったと思う。
だから、こういう言葉ほど、
ゆっくりよちよち歩きのように、
打っていくことになる。
あたかも知らない漢字を書くように、
ゆっくり打って、体にしみこませるような感覚だ。
で、ここからが本題なんだけど、
単語単位でない場合もあるよね、
ということ。
言葉と言葉をつないで複合語になることが、
日本語はたいへん多い。
小腹がすく、とかね。なんだよ、「小」ってよ。
「こ」と「ばら」をつなげることは、
滅多にないから、
この連接は練習していない。
頭の中の感覚としてはつなげられるが、
実際手を動かしてみると、
なめらかに最高速で、というのは無理で、
ぎこちない連接になってしまう。
言葉単位、単語単位だけじゃなくて、
文単位でも、このつながり方を打ったことはないなあ、
なんてのにちょいちょい出くわす。
そういう意味では、
まだ薙刀式でほとんどすぺての文章パターンを、
打ったわけではないらしい。
一日あたり、
どこかで詰まることはあるからね。
そうか、この繋がりを打ったことがないかー、
なんて思ってしまう。
さらに。
それがエスカレートすると、
「この連続7打のパターンを打ったことがない」とか、
「この15文字のパターンを打ったことがない」とか、
平気で長さは伸びていくんだよね。
7文字でひとつのフレーズになっていたり、
15文字でやっと一続きのブロックになっているのだろう。
しかも、一息に打てるカナ数が増えれば増えるほど、
一気に打つ文字数が多くなるから、
その連接パターンをそんな高速でやったことない、
が増えるわけだ。
それに慣れていくには、
沢山の回数をこなすしかないよねえ。
数年たってもちょいちょいある。
7〜15文字くらい一気に打つようになってきてからの、
最近のほうが、困ることがある。
2023年12月27日
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