「好みで」と僕は言ってるけど、
触りもしたこともない人が、
いきなり複雑な配列図を見比べて、
好みを見つけることも難しい。
なので、いくつか特徴を。
1. 打鍵効率1.3程度、単打率5割以上
先日議論した指標。
「○○配列 打鍵効率」などでググれば、
誰かが計算していることがある。
数値なので計算も可能。
各カナの出現頻度は、
kouyさんが100万時統計としてまとめている。
2. 自分が使いこなせる面数を把握する
最低2面。
自分が3面使えるかは、エア打鍵してみるとよい。
ある文章を打つのに、
単打、左親指、右親指、という風に繰り返し打ってみて、
無理そうなら3面は無理かも。
(無理かもと思っても出来ることもあるので、
これはあくまで目安)
3. その他スペックとしてあると良いもの
拗音は、何かしらの仕組みで、2文字入力よりも一発入力できるとうれしい
外来音も、同
清濁同置は、運指効率は悪いかもだが、
日本語特有の連濁(ときどき、さかあがりなど)で、
運指を変えなくて良いので本質的。
清濁別置は、運指効率は良いが、
記憶負荷はあがる。これはトレードオフなので好みで。
特に、半濁音、小書きが別置だと、
マイナーなため覚えにくいのでマイナス点だと思った方がよい。
(親指シフトのこの部分は明確な欠点)
ただそれを上回るプラスポイントがあることもあるため、
ここも好みで分かれる。
この三点をチェックしてみると、
配列図だけでは分からない、
ざっくりした感覚が把握できる。
あとは、
各カナがマイナーかメジャーかわかる感覚があると、
配列図が立体的に見えるんだけど、
それは自分で作ってみた人だけの感覚かもね。
その感覚がなくても、
「いうん」がトップメジャー3だということは、
覚えていていいことだ。
2023年10月27日
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