おっ、ガチな人が。しかもアルミ筐体だ。
打鍵感に剛性が加わるから今のカスタム系に近いんだろうな。
https://x.com/Daihuku0015/status/1717167367548276846?s=20
ちなみに、オールコンベックスキーキャップの、
東プレスイッチ版とMXスイッチ版(ステム形状が異なる)
のURLを続きに貼っとくので、試したい方どうぞ。
この人塗装(グレー?)と、アルミみたいなのを貼ってるのかな。
手触りを変えて分かりやすくしてるのだろうか。
東プレスイッチ版オールコンベックスキーキャップ:
rev2 12個(底面に返しがついてさらに低く!)
https://make.dmm.com/item/1539206/
rev1 10個(底面が水平)
https://make.dmm.com/item/1507958/
HHKB、リアルフォースにはまります。
studioはMXスイッチになったので、
普通にMX版のオールコンベックスがはまります。
rev2 34個+親指2キー
https://make.dmm.com/item/1544067/
rev1 34個+親指2キー
https://make.dmm.com/item/1488271/
rev1 12個
https://make.dmm.com/item/1488272/
オールコンベックスキーキャップとは、
普通のキーキャップの天面が凹んでいるのに対して、
凸になっている(コンベックス)ものです。
親指キーなんかはそうなってるものがあるけど、
全キー凸にしたら触り心地が全然違うだろ、
という考えのもとにつくりました。
キーボードの打鍵法には大きく二種類あります。
指を立てて、指先で突き下ろすように打つ打ち方
(HHKBの動画はこれで打っていることが多い)と、
指を寝かせて、指の腹でこするように打つ打ち方です。
後者はパンタグラフなど、浅いストロークのキーボードで好まれます。
前者を突き下ろし打ち、後者を撫で打ちと僕は呼んでいます。
ピアノの伝統的な打ち方は突き下ろし打ちですが、
繊細で細やかな曲を弾くときは撫で打ちと、
使い分けるようです。
ピアノと違って、
デジタルキーボードは叩き方で音色が変わることはない
(物理的な打鍵音は変わるけど、文字が濃くなったり薄くなったりするわけではない)
ので、
より力の少ない撫で打ちでいいのでは?
と考えています。
で、天面が平らなキーキャップでもいいんですが、
球面の一部の方が撫でやすいし、
あるキーを押した時次のキーに渡る時に引っかかりにくい、
という理由から、
オールコンベックス形式を採用しています。
僕はこのタイプをずっと使っていて、
より高速に撫でることが出来、
より力を使わないため、長文を書くのに向いた打鍵法、
それに特化したキーキャップだと考えています。
上記に引用したものは、
すべて同じ高さの低いタイプ(プロファイルでいうとDSA)
ですが、
僕が今使ってるのは、
さらに全体が球型の曲面になっている、
ドームキーキャップです。
ただ格子配列専用なので、
HHKBのようなロウスタッガードには合わないと思います…
指の神経は、
指の先よりも指の腹(指紋がある部分)
のほうが細かく、色々なことを感じとります。
触って危ないかどうかを検知するのは指先かも知れませんが、
安全だとわかったときに、
味わうように触るのは指の腹のはずです。
おっぱいはどっちで触りますか?
そういうことです。
つまりオールコンベックスキーキャップとは、
文字を触るためのキーキャップです。
より深く、文字に触る感覚になるでしょう。
文筆家のものとして開発しましたが、
単に効率重視の方も使えると思います。
よろしければ試してみてください。
また、撫で打ちは、
より押下圧の低いキースイッチのほうが打ってて楽です。
MXスイッチ系のホットスワップに対応したstudioならば、
押下圧35gのGateron Clearや、
押下圧38gスロースプリングのGateron G Pro White
なんかが使えるし、
押下圧35g、底打ち48gでスピードスイッチ
(ストロークが半分)のDurock Splash Brothers
なんかも使えるので、
スイッチとキーキャップでチューニングしていく、
自作キーボードの文化に入門できますね。
試しに何個か買ってみて、
ホットスワップ(キースイッチ交換)の世界にもどうぞ。
2023年10月26日
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若干重いです。
すべりの良いアルミはくで包んでシルバーっぽくしてみました。
筐体内分離で、打つキーはほぼアルミキーの部分だけを表現しました。
天キーにも持っていく予定です。
解説ありがとうございます。
天キーで展示する時は、
こういう意図でこういう改造をして、
こういう使い方だと便利なんですよー、
というインストラクションカード(最悪手書きでも良い)
を作っていくと、皆さんとの会話がスムーズにいくのでおすすめです。
(自分がそばにいないときも説明役をしてくれるし)
アルミは滑りを良くするためかー、なんてのは、
見ただけじゃわからないですからね。
東プレ軸前のPD-KB02の時から秋葉原で売っていた刻印無しの
交換用キートップを使っていた。とか
HGの箱や付属品のこだわりがすごかった。とか
それとは別に4台持ち込んだのは全てコンベックスキーにしてる。とか
3個のキーボードトランクやルーフ とか
PFU、BIRD電子、参加者数名の方としか話せませんでした。
インストラクションカードかけるかなぁ、、
展示というよりもPCの表示画面で効果を実演しようと思ってます。
自作ではなくチューニングと考えてます。
コンベックスキーが自身の使い勝手にマッチして他のチューニングにも
相乗効果あり劇的に総合満足度が高まりました。
アルミはくは、銅製キートップ(販売予定無し)を意識して
オールアルミシルバーを思いつきでこしらえたので深いこだわりはなく
100均でくっつかないホイルをつけてみました。
HGは普段使ってなくて
一番馴染んで普段使っているのは黄ばんだ初代PROのままです。
会場では自分がそばにいない時は、無刻印PD-KB02だけ展示で
その他は展示せずしまってしまうんじゃないかと思っています。
コンベックス35gなでうち、かえうち2で1台内分離でローラーマウスボタン干渉なくCMが親指ホームポジションFGとHJ 入れ替えてLはTにしてIME変則ローマ字入力で上段TYとFJをほぼ打たないなるべく左右交互打鍵方式
かな薙刀式は将来的に導入思案中
現場で話がとっ散らかるため(笑
インストラクションカードをつくるときに、
これはみんなに言いたい情報、
これは濃い人と話す話、
みたいに整理できるんですよね。
色んな人が来るので、
ちょっとしたことでも知らない人にとっては驚きなので、
「コンベックスの東プレ版が?!」だけで驚く人もいるし、
「なんで丸いんですか?」って人もいるし、
ローラーマウス知らない人もいるし、
いろんな層を想定しとかないとなあ、ってイメージですね。