2023年11月18日

映画泥棒がトレンドですが

毎回あれ見るの飽きてるから特にどうでもいいのだが、
まさかあれが不快な人がいるとは思わなかった。
TVにCMが入るように、
そういうものだと思えば意識を飛ばせるだろうに。

それよりも気になってるのは、
「あのカメラ古すぎない?」ってことかな。



銀色で横にファインダーが出て前後に長いタイプは、
2000年代のMiniDVカメラですよね。
コンビニにMiniDVテープが並んでた時代なんてもうとっくに過ぎてるんだから、
もっと小さいデータ系の動画カメラ、
なんならGoProくらいにしてもいいのでは。

あのカメラ男が盗んだ映画は、テープ収録だからそれを押収すればいいが、
データカメラならmicroSDかもしれないし、
電波経由でどこかに飛ばしてるかも知れないぞ。

キンタマ時代のDLというよりは、
中華サイトでの映画コピーとか、
怪しげなコピーデコーダーとか、
AIに食わせるみたいな行為をも警告しておいた方がいいのでは。


こうした、
「時代に沿わない違法行為の表現」
になっているから不快である、
ならばそれは正しい苦情だ。

そもそも上映だってDLPなわけだし、
磁気テープメディアは時代にあってないやろ。


MiniDV、時代の徒花だったのかしらねえ。
作品集を全部MiniDVに焼いたけど、
再生機が存在しないなあ。

初代のDLしてた子が可愛くて調べたんだけど、
出演後だいぶ時間が経過してて、
時の流れを感じた記憶があります。

そうそう、初代の時は捕まった時のSEが、
ドンキーコングの死んだ時の音のパクリで
(ムーンクレスタのような気もする)、
そこはええんかいな、と思ってた記憶があるな。
丸パクじゃなければセーフなのかしら。



そうそう、
以前も思ったんだけど、
デジタル時代は小道具が行為の象徴として描きにくいんよね。
みんなスマホかタブレットぽちぽちで終わっちゃう。
昔の有線マウスなら、
「コードが絡むことで、イライラや失敗を表現できる」
なんてのがあったのに、
無線じゃなんもできねえ。
「トラックボールの球が落ちる」くらいしかないわ。笑

だからミッションインポッシブルは、
小道具(ガジェット)を捨てて、
肉体一つの表現に行きがちになってるよね。

デジタルは小道具すら受難ですな。
だから象徴表現が難しい。
posted by おおおかとしひこ at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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