薙刀式をe-typingで練習して、その後Twitterに戻った人の意見。
> こうやってtweetする速度は明らかに前より上がったもんね
> んーというかetypingみたいに自分の言葉じゃないもの打つ方が難しいかもしれない
「自分の言葉」のほうが、
他から与えられた言葉より速い、
というのはとても誇らしい薙刀式の特徴だと思う。
自分の言葉では、
よく使う名詞や動詞や形容詞があるだろう。
そしてそれらをつなぐ繋ぎの言葉、
助詞や助動詞や動詞語尾や形容詞語尾などで、
繋いで行きやすいのが薙刀式の特徴。
だから、
自分の言葉がスムーズに紡げる、
という原理だと思う。
e-typingの課題は、
名詞のみのタイプウェルに比べれば、
いくつかのワードを繋ぎの語で繋いでるものが多いが、
にしても文脈がないし、
話題の語はバラバラだしで、
自分に慣れていない言葉の方が多いと思う。
たとえば初見で日本国憲法は打ちづらいだろうね。
自分の言葉が少ないものね。
普段からああいう言葉遣いをしている?
法曹関係者なら、速いかも知れないけどね。
人のボキャブラリーには限界がある。
読める言葉があっても、
書ける言葉となるとかなり少なくなると思う。
日本語全体だと30万語くらいあるそうだが、
広辞苑をパラパラめくれば、
知らない言葉はたくさん出てくるよね。
(普通の小さな辞書で5〜8万語収録)
読めて意味がわかっても、
自分で書く言葉はさらに少ないと思う。
成人で大体3〜4万語らしいので、
これは知ってる言葉の調査だから、
半分?1/10?くらいしか自分から使わないだろうね。
さらに、喋る言葉よりも、
書く機会のある言葉の方がもっと少ない。
たとえば、
僕はごくたまに「ごっつぁんです」と喋る中で使う
(年に数回レベル?)が、
こないだ初めて「ごっつぁんです」
という言葉を書いた。
なんでわかったかと言うと、
薙刀式の「つぁ」を初めて実戦で使ったから。
ああ、喋ることはあっても、
書くことはそんなにないなあ、
という言葉は結構あるんじゃないかな。
日常会話に必要な言葉は数千らしい。
書く言葉も、そんなにないかもね。
それらを薙刀式で書く方が、
e-typingの、自分にない言葉を書くより速いというのは、
実戦的な配列としてとても誇らしい。
逆より全然いいよね。
KIHで見た、タイピングゲームの達人たちの、
日常文打鍵では、
確かに部分部分ではものすごく速いものの、
タイピングゲームにおける僕と彼らの開き(3倍)にくらべて、
日常文での開き(1.2倍)のほうが圧倒的に少なかった。
漢字変換のありなし、
他人の言葉と自分の言葉、
ミスの修正、
そもそもの考える速度、
などで異なるだろうが、
僕は薙刀式を実戦用、鍛えなくても速くなれる用、
としてしか作ってないので、
結果速い配列になってればヨシと考えている。
その効果が、僕以外にも出ているようでよかったね、
という感じだ。
月配列や新下駄は、
タイピングゲームでも結果を出していて、
同じくKIHでも日常文がきちんと速くて、
いい配列なんだなあと思った。
薙刀式もタイピングゲーム頑張ればいけるのかも知れないが、
イマイチ僕にモチベがないので、
モチベのある人挑戦してみてください。
タイプウェルでいうと、
Xの半ばくらいまでは行けるかもなーとはなんとなく想像してるけど…
まあ、
ゲームで強くてもしょうがない。
薙刀式は実戦用だ。
自分の言葉をずんずんと書くのだ。
2023年11月18日
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