妻が夫に「普通の酢を買ってきて」とおつかいを頼んだら、
「普通の酢」と思ってカンタン酢を買ってきて、
ブチ切れている問題に対して、
ミツカンがしゃれてきた。
https://x.com/ajipon_mizkan/status/1732195229632209187?s=20
だけど問題の本質を理解してないようだな。
これは、
「男の認識がどのようになっているかを、
女が理解していない」ことにつきる。
男の頭の中は、
カスケード構造によって整理されている。
博物学と同じだ。
○○目○○科○○属のようになっている。
図書館も同様。
○○ジャンル、○○シリーズ、○○作者、
などのような分類だ。
ファイル構造も同じ。
\hoge\fuga\a\file.txt
のような構造。
そういえば、
男はデスクトップが綺麗に整理されているが、
女は汚いと言う話がある。
男にとっての世界とは、
ファイル構造によって仕切られた世界である。
女はそれに適応できてないわけだ。
それはそもそも、
世界の認識が異なるからである。
女がデスクトップが汚いのは、
「世界がフラットにごちゃごちゃあって、
その差異を区別すること」が世界認識だからだ。
だから女の好きなものはスーパーだ。
それらの違いを見分けて喜ぶ。
男は分類されている部分だけを点で結ぶだけだから、
最短距離最短時間で買い物をするが、
女は迷うことが快楽なので、
ずっとスーパーにいる。
だから、酢やポン酢や味ぽんやカンタン酢などを、
見分けることができる。
だが男はそれらのビジュアルの違いではなく、
「概念の分類」で見分けている。
極論、ラベルが赤かろうが黄色かろうが知ったことではない。
「酢には普通の酢とカンタン酢がある」
という概念さえ知ってれば
(そして頼まれた夫は知らなかった)、
見分けるのだ。
(ほかに何酢があるかは知らない。
黒酢くらいはあるかしら)
分類概念を教えるという、
男の操縦の仕方を知らなかったから、
男は失敗して、女がキレて、
男が「知らんがな」とキレ返している。
それに対して、
ミツカンは、女が満足する回答を出していて、
男が満足する回答を出していない。
女が買うものだという女性差別である。
(何にでも噛みつけるな。笑)
調味料/酢/普通の酢
カンタン酢
黒酢
/油
/醤油
/砂糖
のようなカスケード図を書いてやれば、
夫は間違えずに買ってこれただろうに。
逆に女はこのように世界を見ていないから、
ファイルシステムで整理できない女が多い。
これは脳の構造による、
認識の差異の問題で、
どちらが優れているという話ではない。
ただ、
「自分と同じ認識をしていない人がいる」
ことに気づけるかだけが、
問題の本質だ。
2023年12月07日
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