2023年12月13日

【薙刀式】モチベが全一取ることだとすれば

タイパーアドカレ、
タイパーが新配列をやるとおもろいよ、という記事が面白い。

マイナーかな配列でタイピングゲームやるの楽しいよ!という話
https://typinggg.fc2.net/blog-entry-32.html


筆者のorihさんは、
親指シフトと月でタイプウェルに挑戦していて、
Twitterから引用すると、

TWR 総合XS (ZJ/XA/XS/XS)
TWK 総合XH (XC/SD/XH/SA)(ニコラ式親指シフト)

の記録を持つ方。
親指シフトXCの動画は以前引用した。
たぶん全一(全国一位。念の為)だろう。
月はプロフに載せていないということは、
XCには届いてないのかも。


で、
そもそもこの記事で興味深いのは、
モチベは全一取れるか取れないかなんだなあ、
ということなんだよね。

アスリートというのはそうした人のことなのかもしれないが、
僕はタイムで全一を取ることなんて、
一生考えの外だなあと逆に思ったのでびっくりした。

タイピングは僕にとって手段でしかなくて、
「日本一面白いことを書きたい」
「日本一受けたい」はあるんだけど、
その為に効率の悪いタイピング方式が邪魔で、
効率が良くなれば良くなるほど、
タイピングしなくていいじゃんと考えて、
薙刀式を開発した。

だけどタイピング自体が目的になれば、
その効率性とかあんまり関係なくて、
全一になれる厳密ルールがあるんだから、
その中で全一取れるか取れないか、
がモチベなんだろうなと思える。

ふむ、あまりに異なる基盤に立っているようだ。
そこにおもしろさを感じるわけ。

(もちろんタイパー全員がそうかは分からないし、
新配列使用者全員がそうとは限らない。
たとえばkouyさんはいまだにタイプウェルを頑張ってるし)


まあ、でも、
タイパーが新配列で記録を出せば、
限界がどの辺にあるのか明らかになって、
良いのではと思う。

合理的な配列、この程度かよ、って分かるのか、
この合理性はこの程度有効、って分かるのかは、
まだ誰にも分かってないからね。

僕らはF1ドライバーの才能も能力もないので、
限界まで引き出せないからなあ。


新配列界隈で、
タイプウェルの記録はタイパーには及んでいない。
分かる限りの記録を記すと:

ZF…ZF@月配列さん 月配列
ZI…めんめんつさん  いろは坂配列(作者)
XA…tomoemonさん 飛鳥配列21-290
XA…kouyさん    新下駄配列(作者)
XC…コジオンさん   月配列K(作者)
XC…orihさん     親指シフト

が新配列ベスト6だろうか?
このクラスはほとんど記録されていないといってよい。
記事中ではXC出せばその配列で全一取れるとあるが、ほんとだ。

薙刀式に至っては俺のSSを越えれば良いので、
XJで全一だよ!


なので、ほんとにどこまで行けるんや?
というのは見てみたいんだよね。

先日、日常文を撮ろうぜなんて記事を書いたのも、
じゃあ日常文全一やってみてよ、というお誘いなんだよね。

今のところ俺(薙刀式)の、
1978字(変換後)/10分
https://youtu.be/KF_KUKUOsrs
があるけど、
これ越えれば全一じゃないかな?

これは短いから参考記録かもだけど、
10分以上ちゃんと打つこと、
みたいにルール化すれば、
この手の部門は競技化できるかしら?
(しまった、そんなに競争心が強いなら、
先の記事にこれを超えろやって言えばよかったな)


タイプウェルという競技の土俵でもいいし、
本来の文章を書くという土俵でもいいので、
「合理的で速く楽である」と主張する新配列が、
どれほど「やる」のかは検証したいよね。

それは、鍛えたアスリートの、
新しい競技の場になってもいいと思うよ。


報酬は何もないので、
全一をモチベにどうぞ。
僕は見つけたら分析します。




以下記事のつっこみどころ。

> 一年に3つまでが限界かな?
3配列もやれんの?まじで?
新配列使いは基本一つの配列と添い遂げるくらいの気持ちだから、
そんなにやれるなら検証が進むこと間違いなしですわ!


> ●必要なソフトは?
> 「やまぶきR」「DvorakJ」「かえうち2」
これに加えて、紅皿もおすすめです。
やまぶきRは更新が止まってるので、
そのプロジェクトを継ごうとする紅皿は現在も更新中なので。
漢直WSにも多数カナ配列、ローマ字配列収録してます。


> ●適したキーボードは?
> 右の小指シフトキーも使う配列
JISカナ以外に存在しません。

ていうか、小指シフトなんて効率最悪と考えるところが、
カナ配列の更新の出発点というか前提でしょうね。
俺、いまだに小指でシフトキー押したことないですね。
(SandS: スペースキーをシフトキーを兼用する)

> 親指シフト系
親指シフト(NICOLA)、飛鳥配列、シン蜂蜜小梅配列
あたりが三大メジャー。
TRONカナ配列が次点か。

その他、さら配列、翡翠配列、蜂鳥配列などありましたが、
多分使われてないでしょう。

「親指にある2キーと同時打鍵」なので、
リアルフォースR1一択だと思います。
無変換、スペース、変換が、
1.75U以上、3.5U以下、1.75U以上くらいは欲しいところ。


> 漢直ラスボス
誰も実態がわからないという意味でのラスボス。
動画もほとんどない。
KIH2023動画以外数えるほどなんだよなあ。
もっと動画見たいのにな。



新配列の習得は、
やり方を間違えると大変なので、
まずは表面(単打面)だけで打てる言葉を、
適当に組み合わせて練習して、
次に裏面(シフト面)を徐々に混ぜていくとよいかと。

中段オンリーで始めて、
上段を混ぜ、さらに下段も混ぜ、
みたいに徐々に増やさないと、
いっぺんに覚えても効率悪い。

表面も裏面も「中段を一番使う」ように設計されてるので、
まずは中段のみで打てる言葉からどうぞ。
posted by おおおかとしひこ at 09:52| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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