〇〇の中に色々入れてみよう。
多分、一杯できると思うよ。
人間の本質は悪である。
人間の本質は報酬である。
人間の本質はビールである。
人間の本質は友情である。
人間の本質はわがままである。
なんでもいい。哲学的に行ってもいいし、冗談になっても構わない。
で、これって、
いくらでもテーマができる、ってことなんだよね。
これに応じて、色々なストーリーを考えてみよう。
それでかなりバリエーションがつくれると思うよ。
もしそれが書きにくかったら、
悪役のテーマをそれにして、その逆を主人公サイドのテーマとして、
悪役のテーマを否定するかたちのストーリーにしてもかまわない。
つまりアンチテーゼになるわけ。
人間の本質は〇〇である、
にたった一つの〇〇はないと思われる。
だからこそ、
こういう適当な形式で書くことで、
色んなテーマを編み出すことができる、
というわけだ。
何作も書いていると、
ともするとテーマが固定化してしまうことがある。
それを作風とか、作家のテーマと呼んでもいいのかもしれないが、
いつも見ている人からすると、
「またこれか」って飽きられてしまう、
ということでもある。
自分はこのテーマしか書けないなあ、
なんて思ってしまうことだってあるしね。
それはつまり、
「自分が楽して書けることしか書いてない」
から起こる行き止まりだともいえるわけだ。
だからもっと柔軟に、
適当な、
「人間とは〇〇である」ということを考えて、
いつもと別のテーマを発見すればいい。
人間の本質ってなんだろう?
色んな角度から考えられるよね。
なるべく別のものを思いつくために、
たまにはまったく別の角度から人間を見てみるとよいわけだ。
「人間とは」の部分を変えてもいいよ。
「社会とは」とか、
「村とは」とか、
「男とは」とか、「女とは」とか、
「金とは」とか、「仕事とは」とか、
「スポーツとは」とか、「政治とは」とか、
色々できるよね。
いくらでもバリエーションができる。
たとえば100個くらい書いておいて、
その中から書けそうなもの、
よくわからんけど思いついたものを書いてみると、
普段とは違ったアプローチでものごとを書けると思う。
それが変化球をもたらすし、
作風を広げることにもなるわけだ。
「俺の作風はこう」と決め込む必要はない。
作風になくても、面白いものを書けば成功なのだ。
2023年12月18日
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