2023年12月25日

【薙刀式】タイピングが速いとは、ダダダダと手が動くことではない

「タイピングが速い」をイメージする時、
猛烈な速度で手が動き、
マシンガンのようにダダダと音が鳴るような、
初歩的なイメージがあると思う。

そうじゃない。
それは「下手な速さ」だと思う。


なぜなら、
そんなエネルギーの無駄をしていると、
すぐに疲れてしまうからだ。

一日の間に、
たった30分だけしかタイピングできないなら、
そのような排気量の大きなタイピングも可能だろう。
だけど、
タイピングというのは一日中やるものだ。
だとすると、
速いタイピングとは、
カメのように一見遅くても、
最終的にウサギより速ければいい、
ということになる。


実際の速いタイピングは、
力が抜けていて、
ずーっと休むことないものである。
力強さよりもしなやかさや持続性のほうに勝る。

そして、
論理配列はそれに加えて、
動線の最小性と、
打数の最小性を持ち込むわけ。

特に薙刀式ならば、
BSやエンターやカーソルや、
その他入力から確定まで、編集まで、
ホームポジションから動かずに30キーでやるので、
動線はかなり最小になる。


力強く、間隔が詰まっている、
ダダダというイメージは、
100m走のような筋肉走法だ。
タイピングでそれをやると、
指やその他を痛めることになる。

もっと静かで、力を使わず、
動きが最小なのに、
休まずにずーっと打ってるようなものに、
イメージを書き換えたいものだ。

まあそもそも押下圧が55gとか45gとか使ってたら、
筋肉走法になってしまうのもしょうがない。
35g以下を使うところからが、
力の抜けたタイピングの始まりだろうと思う。
posted by おおおかとしひこ at 09:56| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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