何作目かの、
キーボード空中庭園バビロン。
肘の高さでキーボードを使うための懸架式キーボード台。
今回のポイントは、
・板を広めに使う。左右は肩幅、
奥は手首を置けるくらい広く。
結果、パームレストごとの板になってかなり楽に。
・ジョイント部はそれに合わせて丈夫に、
だけどゴツくなると持ち運びがしんどいので、
縦の平面で強度を増す感じにした。
・横から見たらペリカンの顔みたいだったので、
穴を開けて目みたいなデザインにした。笑
・上下にクランプをつけたので、
下クランプで締めたあと、上クランプでさらに締められる。
・塩ビを接触部に貼ったことで安定性が増す。
・高さを選択式にしなかったので、
一点読みで強度を増すことが可能に。
あたりかな。
板を広くしたことで手首が置けるため、
結果肘や肩に負荷がかからなくなるのが最大ポイント。
うーむ、「肘の高さのキーボード」というコンセプトでは、
もはや完成形では。
めっちゃ楽。
見た目のデザインではもうちょっと工夫できそうだけど、
強度やバランスとしては、
完成形だと思われる。
せっかく作ったアームレストと比較したところ、
怒り肩になる必要がなく、
自然な姿勢になるため、
随分と長時間楽になった。
やはり机の高さのキーボードっておかしいんだよ。
どこかに負担がかかってる。
あとはスライド式で机の下に潜らせたいとか、
ケーブルを這わせる何かが欲しいとか、
ワンポイントが欲しくなるが、
大きな考え方としては、
この方向が正しいように思える。
何よりいいのは、
足を組んだりケツの姿勢を崩したり、
半あぐらになったり、
この広い板の上でキーボードを置き直したりできること。
(マウスもおける)
これによって、
「姿勢的寝返り」をガンガン回せるので、
「一つの姿勢を矯正される」がなくなる。
これこそが、
僕の追求してきた真のエルゴノミクスの答えでは?
と考えている。
ずっと目指してきた姿勢的エルゴノミクス、
ひとつの完成形とします。
持ち運びと設置は…
ちょっと勇気がいるね。
今家でメインで使ってて、それと同じ環境で外に持ち出せる、
という意味でかなりよい。
2024年01月01日
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