2023年12月26日

【薙刀式】50音順の基準はなにか

カナを考える上でさ、
50音順なんて意味ないよね。
頻度は順番じゃないし、連接の順番でもない。
学問的な整理なんだろうが、
じゃあ何基準での整理なのだろう?

調べてみると、
梵字の字母表に基づいてつくられたものらしい。
科学的な整理ではなく、密教の現場での都合で作ったものっぽい。


密教の僧侶が、梵字の発音を読むために、
日本語発音に当てはめた表が起源だそうな。
梵字は子音文字がア段デフォルトで、
異なる母音の時は、
その子音文字に点々がついてイ段〜に変化するらしい。
なので、子音×母音にカナを当てるのが合理的だったのだ。

梵字(ざっくり古代インド語)の発音体系と、
日本語の発音体系は全く異なる。
なのに梵字合わせの表を近代でも使うって、
日本人、どれだけ権威に弱いのだ。

日本語としての50音は、
どの順であるべきか?
を一度たりとも議論されていないものが、
現在の50音順である。

あほらし。
だったらむしろイロハ歌のほうが、
伝統的で美しいではないか。

国語辞典を引くたびに、
何かを50音順で検索するたびに、
梵字の字母順を思い浮かべる人は0人だろう。
仏教徒は気づいてるかなー、どうだろ。

電流の向きくらい、馬鹿馬鹿しいものでは?

+極から-極を「電流の正の流れ」と定義したあとに、
電流は-から+に流れることが発見された。
この時に「やっぱ逆にします!」と言えずに、
逆向きのまま電流の流れを扱っているのは、
電磁気学の人は何も思わないのだろうか?
一旦普及したものだから変えられないからこそ、
一気にガッと政治でやるべきでは?
それができずに何が人類の叡智だろうか?
qwertyと一緒やんけ。


なお、頻度順に並べるのなら、
AIOUEで母音が並ぶべき。
(音韻論的にはAIUEOで口の形順になってるんだっけ?
なってないんだっけ?詳しい人教えてください)

子音は頻度順であれば、
KTNSRだったはず。
(頼りにしてたページが消えたので詳細不明)

これは頻度順という基準だけど、
他にも別の基準があってもいいと思う。

わたしあな(た)ぼくきみわれおの(れ)
などのように人称で尽くせるかも知れないし、
てあしめみ(み)はなくち
などのように体の部分で尽くしてもいけるかも知れない。
あるいは、
薙刀式が考えたように、
助詞や助動詞でつくせるかも知れない。

そんな風に、
カナの順番をきちんと考えた人は、
50音順が何も考えずに制定されて以降、
誰もいないのかねえ。

密教の僧侶が自然発生的に作ったものだから、
奈良ないし平安期だとして、
1000年これを疑問視して改訂しようとした人は、
いないのかしらねえ。
88式ローマ字とか、そういうやつならあったか。
カナモジカイとか考えてそうだけどな。



50音順は、
実用上の意味がなく、
単なる形式に過ぎない。

もっと日本語の実用に即した順が発明されれば、
それに乗り換えることは可能かも知れない。

厄介なのはPCの文字コードで、
このソート順が面倒だろうが、
それもプログラムで対応できる。
ということは、
やるかやらないか、
やるに足る新しい順番を発明できるかにかかっているだろう。

歴史的経緯が大したことないため、
ないしは日本語の実用と関係ないため、
実用に足るものに変更する、
というのは大義名分がたつと思うがなあ。

誰ぞ、
歌形式で意味を持つイロハ歌、
梵字の音素表の並びの50音順に代わる、
第三の並べ方を、科学的に考えてくれ。
音韻論の専門家が作った方が、
妥当な順が生まれるかも知れない。
(たとえば子音のkstnhmyrwは、
口の外から順に発音するらしいが、
そうなってない部分もあると思われる)
posted by おおおかとしひこ at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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