2023年12月30日

【薙刀式】「タイピング」の意味の使い方の違い

タイパーアドカレで久しぶりにタイパーたちの言葉を見たが、
そこで使われてる「タイピング」、
「競技タイピング」の意味で、
ふつうの「タイピング」とは違うんよね。


普通の意味のタイピングとは、
「文章を書くこと、
そのための手段としての、
手書きや音声入力やフリックと並ぶ、
ひとつの方法としてのタイピング」
のことだ。

だからレイテンシも秒n打も、
無呼吸時間で区切られた、集中もない。

文章を書くときにそんなことに神経を払わない。
払うのはただひとつ、その内容である。


タイパーたちの文言から、
いつまでたっても、
文章の組み立てや、構成や、
言葉使いに関してや、ある言葉の語源などの話は、
出てこない。
それは、彼らが文章を書いてない、
ないしは文章を書くことに興味がないことの、
証左でもある。

いや、
もちろん、現実と乖離した、
競技ゲームをしているのだ、
ということであれば問題ない。

だとしたら、
彼らの土俵で、新配列が競うことに、
意味はないと思うんよね。


競技用の新配列は、
僕の知るところではTWW(タイプウェルウェル)配列のみだ。
その他は速さの実証として、
タイプウェルやeタイピングの記録を目指すものの、
どこかで打ち切って、
さっさと現実に戻っている。

その逆の流れをつくったら面白いのに、
と僕は考えていて、
つまりはタイパーがガンガン文章を書き、
普通の人には不可能な量や速度の文章を書くことだ。
なぜこうならないのかわからん。
タイパーアドカレにも日常文動画撮ろうぜという記事を寄稿したが、
明日にでもそんな動画だらけになる気配はない。


ということは、
タイパーのやってることは、
日常に還元できることはない、
隔離された世界である、
と考えて良いということだろうか?

自虐的にそうだと言うことはあれど、
まったく別世界だとは思ってない、
と僕は思ってたんだけど、
案外切り離して考えてるのかもなあ、
などと思った。


さて、
では、新配列の新基準はなんだろう?
日常文で役に立つことだろう。

「普通に速いqwertyローマ字の日常文」
を、どなたかあげてください。

1000字(変換後)/10分?
1500?2000?

薙刀式の1978を超えてみて。
そしたら、比較して論じることができそうだね。


僕はタイピングを改善したい。
競技タイピングを改善する意図はない。
だから、
競技タイピングに薙刀式は役に立たないと思う。

その代わり、こうした文章書きには大変役立つと思う。
qwertyローマ字よりも、JISカナよりも、
親指シフトよりも、フリックよりも、音声入力よりもだ。
posted by おおおかとしひこ at 19:01| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック