2023年12月31日

【薙刀式】私家版v16

色々テストして、結局v15から「み」「め」を入れ替えたものを、
私家版として運用することにした。


シフトカナ

 ぬりね   さよえゆ
せみにまち やのもつふ
  を、め お。むわ

という感じ。


・Sの負荷をさげて、「みて」の連接をよくする
・「そく」が「みゃ」化けしなくなる
のメリットがある。

一方デメリットは、
・「はじめて」「しめしめ」「じめじめ」「しめる」
 が打ちづらい
くらいしかなさそうなので、
良化したと判断。

案外「め」は左右交互系が多いのだが、
たまに左手同士の連接があり、
そこが悪運指になるっぽい。


また、編集モードも改造中なので、
新しいアイデアが出ない場合、
これがv16快速版になるかもしれない。
まだ(仮)ということで。

「ね」は散々動かしたけど、
快適な「ね」の連接はR裏が定位置になったっぽいな。




配列設計においては、
メジャーなカナから順番に席を取る、
椅子取りゲームのようなつくりかたをする。
だから、
マイナーカナほど貧乏な席に座らせられる。
そこまでは単頻度だけ見ていれば当然の帰結なのだが、
カナは連接するのだ。

だからマイナーカナの連接が、
マイナー位置ほど困難な運指になることがある。
そこをなめらかになるように、
ずっと設計し直してる感じだね。


「め」に関して言えば、
左右交互: ため めん めい める めた めつ つめ
は全部打ちやすい。
左二連: めて せめ
は打ちやすいが、
左二連: しめ めし めに めか こめ
あたりが打ちにくくなる。

このため、「はじめて」が異常に打ちづらい単語になってしまっている。
()を同時、【】をセンターシフトとして、
C(RJ)【B】E
なので、CR、RB、BEと、
カナの繋ぎが三回とも左手段越えと、
かなり凶悪だ。

だけどそれ以外が安定するので、
これを許容すれば丸くおさまる、
と現在は考えている。

はじめてのアコムやチュウが、
大変なバージョンになってしまった。


あちらを立てればこちらが立たぬ。
有限個離散問題はすべてそうなのだが、
これが後世に残すべき出来の、パーフェクトな配列か?
と言う問いにはまだ完璧とはいえないなあ。

もっと美しい解が出るまで、
v16更新はしないつもりだけど、
S裏が気になる人はこれをつかってみて。
posted by おおおかとしひこ at 13:23| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック