2024年01月01日

組織という根本的な問題

高島屋のケーキ問題に感して、
鋭い考察をしてる人がいたので貼っておく。
https://anond.hatelabo.jp/20231228152249?fbclid=IwAR0jjguoapTSoGPcxZvC_cAcaGhs2hDYLjavOhwaC_yJi3u1nJRFk8V8mxE


現場が無理だっていってんのに、
その無理をやれという上がいて、
じゃあ責任を取るかというと逃げて、
そのうちでかい事故になり、
というのは、
いつの時代のどの組織でも同じなのかもしれない。

タイタニックですら、
無理な航行スケジュールで事故ったらしいし、
大日本帝国の第二次大戦の敗北は、
「失敗の研究」という名著にまとまっている。
東京五輪の不手際祭りを誰かまとめてくれ。
コロナはまだあるというのに、
調査をやめて数字に出さないようにしたやつらもいるよね。

そうだな、爆死する映画もこれと同じ原理だぜ。

人類は、この教訓をまだ活かしていない。
頭が良くて陰謀の結果こうなったんじゃないんだ。
愚かな判断と、自分は悪くないという保身で、
愚かにも集団は進んでいく。

「いけちゃんとぼく」の、現場と上の関係もそうだった。
僕は現場監督として、あいつらとは二度とやらない。



ヒヤリハットの法則でいえば、
1回の事故の裏には、
重大事故に至らなかった29件の軽微な事故が隠れており、
さらにその背後には事故寸前だった300件の異常があるそうだ。

つまり、重大事故が起こらない、
ギリギリの28件の軽微事故と、299件の異常で進んでいるのが、
日常の進行だと僕は思う。

被害を受けているのは現場で、
その分を搾取してるのは上だ。


働き方改革はブラック企業から日本人を救えたか?
その下に移民奴隷をつくるためのシステムなのでは?
そして移民の現場では、28件と299件が起こり続けるだけなのでは?

反乱がそろそろ起こるべきで、
その理論的バックボーンがマルクス主義から更新されてないのが、
歯がゆい。
資本家と労働者という二項対立じゃないんだ。
その間の中間層との、三すくみで理論化しないといけない。
posted by おおおかとしひこ at 14:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック