2024年01月07日

【自キ】Tecsee Honey Peach Metal Poleレヴュー

ハニーピーチってなんやねん。
ステムポールがオール真鍮製という、
金属系の最先鋒新作スイッチを、
遊舎で買ってきた!


打鍵感、とくに底打ちの感覚を決めるのは、
ステムの接地感である。

プラスチック×プラスチックの感覚に対して、
金属×プラスチックにすると、
カツーン、カチーンと気持ちよくなるのでは?
普通の靴とタップシューズの違いのように、
と考えたのが、
「ポールに金属(真鍮または銅)をしこむ」
というアイデアだ。

NKのクリームのポールの先に、
虫ピンみたいなのをつけたやつが発売され
(スイッチ名忘れた)、
それでにわかに「行けるのか?」ってなった。
んー、でもクリームベースだしなー、
と僕は遠慮してた。

今回の新作はポール全部を真鍮にします!
という大胆な設計なので、
おもしろそう、とテスト購入。


第一印象は、
「俺がずっとやってきた、
PCB下に真鍮ブロックを仕込むやつと、
同じ狙いをしている」ということ。

なるほど、
僕のような苦労をしなくても、
スイッチひとつだけで同じことを狙ってるんだな。

ただし、
よくよく打鍵してみると、
僕の考えた「とても大きな大理石を叩く感じ
=質量の大きなものを叩くと安定感がある」
ほどではなく、
それはポールの体積が小さいからだろう。

3.5mm角で20mm長さの角柱3本ぶんの、
質量には敵わない感じだ。

だけど、そんなややこしい仕入れと改造をしなくてよく、
軽快なカラカラ感を感じたいなら、
ちょっと面白いスイッチ。


気になるところ。
POM×PCなので、滑り感はふつう。
僕はHPE×ナイロンの、
摩擦係数最小クラスのTecsee RAWを使っているので、
気になるといえば気になる。

あと、なぜか45gのバネのはずなのだが、
重たく感じる。60gぐらいに。
ロングスプリングだからかなあと思ったが、
金属ポールがしっかりしてる分、
摩擦があるからかも?
そのぶん、直線性は異常に高く、
ふつうのスイッチ構造なのにBoxステムなみにブレない。
(ステムが重たいことと関係している?)

で、
いつものSprit Desings 30Sバネを入れてみる。
軽いバネを入れるとアラが見えるし、
そもそも30g運用にしたいからね。

底打ちは問題ない。
上に述べたように、
真鍮の質量感の差はあるものの、
カチリとした感覚は維持できる。

だけど戻りが宜しくない。

真鍮によって、反発係数が上がっているのだろう。
戻りのスピードも速く、
そこがいいところなのだが、
それをトップハウジングの裏とPOMステムで、
受け止めきれていない感じ。
あるいはリーフノイズかも。

戻りの振動がかなり不快になり、
ここは明確な改善要求ポイントになろう。

もとのバネだとあまり感じないので、
軽いバネ特有の問題かもしれない。
(大小の比較の問題かもだ)


今Tecsee RAWで苦しんでるのも、
その戻り振動をいかにして消すかなので、
うーん同じ問題が勃発するのかー、
という感想。
まあ同じ真鍮だから、傾向は似てるってことか。


俺が一年位前からやってることに、
Tecseeはようやく追いついたな。
次のこと、戻り振動の解消をなんとかしなければ。

(今のところデッドナーとマステでなんとかなりそう。
ただトップマウントのためプレート固定してないから、
打鍵してるうちにホットスワップソケットから浮いてくる問題が残る。
下方向に留めてるものがないので。
1.6mmプレートに引っ掛ける爪がどれくらい機能するのか、
試さないとわからない。
これまでアクリル2mmしか試したことがないので…)



スイッチレヴューに戻ると、
重めでカラカラ感が好きな人は、
試す価値がある。
ただメインの文字打ちに使うのは重たくてしんどいから、
特殊なキーに入れると面白くなるかも?
posted by おおおかとしひこ at 09:53| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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