2024年01月11日

【カタナ式】カタナ式を勧めてみる

三雲先生の言葉をよく見てみると、
カタナ式でもいいんちゃう?と思えたので。

曰く、
> 私は打鍵回数を減らすより指の移動距離を短くしたいな。瞬間的なトップスピードを求めるより長時間作業時の指の疲労を減らしたい。


ローマ字配列カタナ式の配列図は以下。
KAがホームポジション。

  TSP↑削IE
  RK←→AUY
  HN↓入Oんー

スペースを押しながら→シフトキーに
子音のシフト→濁音子音に
(細かい操作法は省略)

特徴:
・左小指、薬指、右小指の弱い指を不使用
・カーソル、削=BS、入=Enter、スペース=shiftが、
 ホームポジションから届く範囲にあり、
 入力→候補選択や文節伸縮や訂正→確定までをシームレスに

・変換、無変換を押しながら→編集モード
 記号類、コピペなどの長文用ショートカットがあり、
 入力→編集までもシームレスに
・子音を左手、母音を右手に分離したので、
 左右交互打鍵がメイン、二重母音はアルペジオ


僕はすっかり薙刀式に移行したけれど、
カタナ式はカタナ式で完成度が高く、
良い配列だと考えている。

なぜ僕はカタナ式をやらないかには二つある。
1. ローマ字だと脳内発声があり、カナ配列だとない(僕個人の脳内では)
 なので脳内が静かな方が考えが進みやすい
2. 打鍵数がローマ字の方が多い(約3割)ので疲れる


このうち2に関しては打鍵数をそこまで気にしてないのを信じるなら、
カタナ式ええんちゃう、と思ったわけ。

移動距離を厳密に計算することはできないが、
弱い指を0にしたことで、
負荷を強い指に寄せている。
強い指なら上下移動は弱い指を使うより負荷にならない、
と考えた。

少なくとも1日6000字(漢字変換後)程度書いても苦にならなかったので、
その範囲であればお勧めかな。


僕は時に1.5万字(漢字変換後)くらい書くことがあり、
その負荷だと打鍵数が多くて疲れたことがある。
(その時はまだ45gという重たいHHKBを使ってたのもあるけど)

ローマ字方式だと、漢字変換後の文章1文字につき、
平均4打かかることが、僕の経験的統計からわかっている。
(変換操作も含んで)
なので、1.5万字には6万打鍵くらいかかる。

これが薙刀式だと平均3打くらいになるため、
4.5万打鍵で済むんですわ。
この物理打鍵数の差はデカいと思われる。

まあ、ただ一日6000字くらいなら、
2.4万打鍵で済むから、
ローマ字配列でもいいと思うのさ。


全指を使って良いなら、
けいならべ、SKY配列、大西配列あたりも、
おすすめ。
ただこれらの配列は、入力から確定までの一連の動作において、
入力段階までしか考えられていないことは、
批判しておきたい。



カタナ式専用自作キーボードを作ろうとしたこともあるけど、
どうにも無線系のファームが難しくて諦めた。
いまならZMKがあるからやれるかもなーなんて思っているが、
そもそも僕は薙刀式推しなのでモチベがない。

興味ある人は、
カタナ式BTマクロパッド(7×4=28キーくらい?)作ってくださいな。
(英語入力どうする、その他数字記号どうする、
という問題は残るので、仕様を詰めていない)

今なら3Dプリントケースとlofree ghost+XVXキーキャップで、
形にできそうな気がするなー。
posted by おおおかとしひこ at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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