2024年02月02日

脚本家とプロデューサーと原作者の距離感

こんな距離感です。
野木さんのツイートより。
https://x.com/nog_ak/status/1753260514329887140?s=20

僕も車田正美先生に会えたのは、
その年が明けたあとだったんじゃかなったかな。
ちなみに舞台関係者とも一度も会えてない。

どうも界隈には、クリエーター同士を会わせない方がいい、
という不文律があるのかもな。
喧嘩して決裂すると船が沈むからかなあ。
まああと大抵、「あんたに頼んだわけじゃない、おれがやる」
ってなっちゃうからだよなあ。
「他人であるクリエーターにやらせる」
こと自体を、クリエーターが学ぶはずがない。
だって自分でつくるのがクリエーターだものね。

どこまではお任せで、どこからはこちらが引き取る、
みたいなことは、どんな仕事でも線引きをするべきだろう。

ちなみに、
映画でも主題歌サイドと僕は会ってなくて、
台本と仮編集(CG未合成)を渡して出来上がってきた曲を、
ただ貼り付けるしかできなかったですね。
口を出さないが条件なんですって。
まあその時は大御所と新人監督だからかなーと思ってたけど、
よく考えたら変よね。


今回の件は、脚本関係者一同で円卓を囲む必要があったと思うが、
なぜ界隈では円卓がないのかわからない。
なぜか上か下か、どっちが上座かの話をしたがる。
だから僕は、上座とか下座とかいう人のことはあまり信用しないことにしている。

僕と話したい人は円卓で話そうぜ。
日本の会議室ってなんで四角なんだよ。
中華料理屋で話したいわ。


でね、だからこそプロデューサーの責任だぞ、
と僕は最初から思ってる。
さっさと会わせるのもプロデューサーの仕事だとも。
posted by おおおかとしひこ at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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