という表現をみかけて、とても実感がこもってる表現だな、
と思ったので。
Twitterから。
> この一年くらい使ったり止めたりが続いていた親指シフトに急に切り替えが進んできた 集中して利用するタイミングがあったおかげで、ローマ字入力の80%くらいのスピードになってきただけでなく、思考がゆびに奪われなくなってきた
この人は親指シフトに変えたようだが、
少なくともqwertyローマ字では、
「思考が指に奪われる」状態があって、
邪魔だということ。
それが同等の速度でなくとも実現してることが、
興味深いと思った。
アクション数で比較すると親指シフト:qwerty=1:1.7だから、
速度を80:100として単位時間あたり80文字:100文字だとすると、
80×1=80:100×1.7=170。
指の忙しさは倍違うことになる。
アクションでなくて総打数だと1.4:1.7だから、
112:170。
これでもだいぶゆっくりで済む。
170÷112≒1.5倍忙しさが違う。
指のアクションがゆったりすれば、
たとえトータル速度が遅くとも思考に集中できる、
ということの証言だ。
速く書くことだけを目的にすれば、
qwertyローマ字が1.2倍速いのかも知れないが、
質が落ちるなら意味がない。
質の高い文章を書きたい人は、
qwertyローマ字なんか使ってる場合じゃないね。
もちろん、
「私はqwertyローマ字で十分無意識に書けるし、速いので」
という人にはわざわざ新配列を薦めることはない。
だけど、思考が指に奪われる人、すなわち、
「qwertyは手が忙しいし、
全然思考がうまく表現できない」
と悩む人がいたら、
是非新配列をやるといい。
思考がスッキリして、
文章と自分の間に余計が挟まることがない。
当然、疲労も変わってくるので長期的に有効だ。
もちろん、
僕は親指シフトより薙刀式を薦めるけどね。
習得難易度は全然違うし。
一年くらい使ったりやめたりする必要もない。
一ヶ月で実戦に使えると思われる。
2024年02月15日
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