2024年02月17日

頭の中に4次元空間の感覚をつくる

どういうことよ、って感じだけど、
ストーリーが書ける人というのは、
この感覚をもってるはずだ。


以前引用した絵描きさんのツイートから。
https://x.com/sim_kyrm/status/1758246081815875957?s=20

はえー、こんな3次元空間の練習を日々やるのかー、
という感じ。
ここまで立体感、3次元の感覚はないなー。

あるものをここの空間で移動したらどうなる?
回転したらどうなる?
が分からないと3次元空間の絵を描くことはできない。
あるいは、
同じ立体を別の角度から見たら?
別の距離から見たら?
などである。

コンテを描く時はそこまで考えて描く。
カメラの位置やレンズを考えているわけ。

で、
3次元の配置をすれば絵は終わりなのだが、
ストーリーというのは時間軸をもつので、
4次元空間の感覚を身につけてないとだめだなー、
などと考えたわけ。


絵では描けないが、
3次元空間が1次元落とした2次元平面で描けるように、
4次元空間は、1次元落として、3次元立体で作れるかも知れない。

だけどそれを粘土で作ってたら手間がかかってしょうがないので、
頭の中でこねるのが一番コスパがいいね。


それで、ああでもないこうでもないと、
こねたり削ったり足したりする力は、
それを普段からやってないと出来ない。

自転車に普段乗ってないやつが、
いきなり自転車に乗れるわけがない。

ということで、
毎日構想や執筆をして、
普段から自転車に乗れてることだね。


我々は、4次元空間を1次元に落とす「文章」を、
表現道具にする者であるが、
実のところ文章を生業にするわけではない。
4次元空間を、生業にしてるんだよね。


3次元はxyzだけど、
4次元目はtだろうか?
しかしxyzと異なり、tは逆行しない。
(これをもって相対性理論ではtを虚数扱いして、
itで計算することがある。xyz空間と交わらないからだ)
じゃあ順行しかしない時間はtかな?
違うよな。
4次元目は、「動機と行動」だよな。
posted by おおおかとしひこ at 11:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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