なんでか考えると、
記号や機能系の整理されたものが、
指の生理に合わないから、
だと思われる。
たとえばカッコ系を並べようと思った。
《》「」()【】『』
のように5種を右手の中段に並べて、
下段にその「選択範囲を括弧で囲む」を並べれば、
美しい並びになるな、
と思ったのだ。
ところが、
人差し指伸ばしは時に中指に勝る。
《》の振り仮名記法は、
使う時はすごく使うが使わない時は使わない、
という性格をもっていて、
人差し指伸ばしには使えなさそうとわかる。
そもそも現在の「」はJK+Fという特等席で、
ここから落ちると急に使いづらくなることもわかった。
指の生理は、つまり、
視覚的生理、概念的な整理の仕方とは異なる原理で動いている。
なので、規則的配置と、
よく使う記号と指の両方を取らないと、
編集モードの再編成は無理なんだな、
というところまで理解した。
うーん戻そうかな。
もう少し考えよ。
これはカナ設計でいえば、
半濁音や小書きをどこに置く?
ということに似ている。
規則的に置いたほうが記憶は出来るが、
いざ使う時に動線が悪いのはイラつく、
という二律背反がある。
たとえば「ぅ」なんて、トゥドゥでしか使わないから、
その連接関係と規則配置の間で悩むことになるわけ。
「ぃ」はティディフィヴィクィグィを見とけ、
みたいな、以下同様。
そして頻度的には「ぁ」が一番ファとして出ることになる。
ということは「ぁ」を一番いい位置にするべきだが、
しかし端を「ぁ」にしないと規則配置にはならない、
というジレンマが起こってくるね。
薙刀式は、
半濁音小書き同置という回避策で、
このことを考えずにここまできたが、
編集モードをどうするかで、
この壁にぶち当たってるわけさ。
先人の例を引くと、
記号は頻度のことを考えて規則配置にしてるものが多い。
いや、でも「」は小説脚本では使いまくるよね。
みむねあたりのマイナーカナより使うんじゃないかな。
それらを優先配置にすると、
規則性が(以下ループ
改造前は指の生理優先だっただけに、
視覚的整理にしたとたん、
指が拒否する感覚がある。
うーむ、間は取れないのだろうか…難航中。
2024年02月20日
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