どちらも知らない名前だった。
肘の内旋について、こんなに複雑な機構になっていたとはなあ。
これ、単なるテントでは対応できてない可能性が高い。
姿勢やら指の使い方と関係しているね。
もりやんさんの一体型ハノ字キーボードを使うと、
前腕前側が凝るというツイートにリンクされていた、
ここの整骨院の詳細記事に感動した。
https://yumetowa.com/2020/04/%e5%89%8d%e8%85%95%e3%82%92%e6%8d%bb%e3%82%8b%e2%80%a5%e2%80%a5%e5%86%86%e5%9b%9e%e5%86%85%e7%ad%8b%e3%81%a8%e5%9b%9e%e5%a4%96%e7%ad%8b/
僕はずっと左肘がなんか良くなくて、
色々なストレッチを試してきたのだが、
自分の左腕の円回内筋はどうなってるんやろと触診してみたら、
やはりガチガチで、
針金でも入ってんのかと思える硬い筋があった。
少なくとも現状左腕の円回内筋は縮こまっている。
記事内では様々な円回内筋のこわばりの原因を、
詳細に解説してくれている。
原因がバラバラで、因果もバラバラだが、
結果は円回内筋のこわばりになる。
結果から原因を探せないから、
原因を一つ一つ検証していかないと、
真実はわからない。
ふむ、これはかなり専門家の領域だ。
で、
僕の場合なのだが、
どうやら母子対立筋が原因では?
というところに辿り着く。
この筋肉を自覚するには、
https://kana-ot.jp/wpm/learning/post/22
が参考になった。
僕は親指の深層筋というよりは、
小指側の白い筋(筋膜的な?)が、より凝っていた。
これをマッサージしたりストレッチしたりすると、
これまで凝ってると自覚してたところが、
緩まる感覚があった。
この、手のひらの中の深層筋が凝るだけで、
こんなに色んなところに影響あんの?
ってことがよくわかる。
小指から肘までの内側の筋、
肘内側から脇への筋、肩甲骨の下側、
首の後ろ側、鎖骨のあたり、
後頭部、顎下あたり、喉の脇あたり、
これらのあたりの凝りが、
連動して緩む感覚があった。
これ、革命的に治るかもしれないので、
しばらく続けてみようと思っている。
さて本題だ。
母子対立筋のこわばりの原因は?
親指斜めキーなんだよな。
もともと「つかむ」ようなキーキャップを考えてきた。
それは親指側面で下に叩きつけるような、
ヘンテコな親指の打鍵法を、
「つかむ」ようにするのが自然では?
と考えてきたからだ。
ところがそれは握力的に「握る」
(強い母子球の表層筋を使う)のではなく、
どっちかというと「つまむ」
(母子対立筋を使う)
動作になってるのでは?
と分析する。
さて、
これは正しい負荷なのかなあ?
親指にシフトキーがある薙刀式は、
スペースキーのホールドを24%使う。
うち片手12%だから、
100回打鍵するうち、
12回は親指でつまむ打鍵を使う計算。
親指の負荷を下げるのは、
配列設計上無理だろう。
とても快適な運指連絡体系が出来上がっている。
ということは、
「つまむ」以外の角度の親指キーをつくれば、
いいのかもしれない。
側面で叩くやり方でもなく、
母子対立筋を使いすぎるつまむ動作でもなく、
別の角度の親指キーはありえるだろうか?
それとも、
単に球体を撫でるだけになってればいいのかな?
ドームキーキャップは親指だけ特製で、
これまでの親指キーと同じになっている。
この親指キーに逆算合わせでドームの球体を決めた。
ということは、
このドーム的な親指キーをつくるか、
もっと球体のRを小さくして、
親指キーの角度から変えてしまうかの、
二択になるのかな。
今の負荷のままでも、
こわばりが取れれば別に大丈夫になるかもしれない。
しばらくマッサージやストレッチを続けて、
様子を見ていきたい。
誰もこんなことに気づいてないな。
人体は複雑だな…
こういう構造を知らずに109キーボードやqwertyを適当に作りやがって、
ほんとうに腹が立つ。
2024年02月23日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック