にしばらく悩まされて来たのだが、
原因を特定した。
自分の指が、長時間作業で打鍵スタイルを変化させるためだ。
仮説は二つ棄却された。
1. ホットスワップだし、部品の合いもあるし、
どこかで緩んでて、時間で打鍵感が変わるのでは?
2. 指の感覚が時間経過で変わるのでは?
たとえば疲労のような現象があるのでは?
だけど、
「長時間打った時にしか打鍵感の変化を感じない」
「そのあと小休憩したあとは、最初の打鍵感に戻る」
ことから、上の二つは棄却。
答えは、
「パッと打つときは底打ち中心だが、
長時間打ってるとそれも面倒くさくなり、
底打ちしないタイピングをするようになり、
戻りの衝撃しか感じないようなタイピングに変化するため」
であった。
そもそも作業に集中してるときは、
打鍵感に集中することはあまりない。
けどふとしたときに、
「あれ? これせっかく狙って作った打鍵感と、
ずいぶん違う感覚があるぞ?」
ということにちょいちょい気づいていた。
しかし目下の内容に集中するため、
その現象の観察がだいぶ難しかったんよね。
つまり、
長時間打ってないときは、
0→アクチュエーション→底→戻り→0
とちゃんとやってて、
真鍮を叩く感じが気持ちいいんだけど、
長時間打ってると、
この距離感すら省略し始めて、
ギリギリを攻めるようになり、
0→アクチュエーション→戻り→0
になるようになるらしい。
これは意識ではなく、無意識の選択のようだ。
どの辺で切り替わるのか観察していると、
5分〜15分くらいの連続打鍵っぽい。
ちょうど内容に集中し始めるあたりだよな。
戻り打鍵感のみで評価すると、
Tecsee RAWは最良のスイッチではない。
なんかマッタリしてる。
これを真鍮を叩くようにしようと、
細かく切った真鍮プレートを貼ってたのだが、
余計振動が増えたので、また全剥がししたりしている。
ここにマステとか貼り直した方がいいのかもしれない。
ていうか、
打鍵感っていうとき、普通底打ちよね。
半ば打ち、戻りのみの打鍵感のことは言わないよね。
そこの戻りのみで打っているとは、
自覚してなかったわ。
黒軸など60g系では、
時々戻りのみで打鍵することがあるそうだ。
それでもバネの力が強いから、
ぐんって返してくれるのだろう。
30gの我がバネは、
あまりにも頼りない戻り感になる。
この時にどうしたいかを、
考えていかないといけないなあ…
マステや養生テープを貼ると、
マイルドになることが分かっている。
積層するとさらにマイルドになる。
(マステ3枚までは試した。ただ側面に粘着物がはみ出すからか、
滑りが悪くなった感がある)
もっと単振動のコトッとした感じにしたいんだが…
真鍮削り出しのトップハウジングがあれば完璧?
2024年03月20日
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