2024年03月22日

【薙刀式】他方式との混乱

カナ配列同士は干渉しやすいらしい。
だから同時に二つ(以上)のカナ配列を使うことは、
結構難しいらしい(不可能ではない)。


新下駄→薙刀式へコンバートした人の記録。

> 薙刀式の練習を始めて約3週間経過した。新下駄配列の仮名配置と混同している真っ最中で辛い。
ちなみに仮名配置を覚えるまでに掛かった日数はおよそ10日。
今はタイプウェルFTで自分が使いそうな単語や文を登録してタイピング練習している。
編集モードはまだ覚えきれていないです。


新下駄(どのくらいの習熟かは不明)
→薙刀式のカナを覚えるのに10日
以後10日ほどカナ混乱期がある

僕の経験上、さらに10日ほどすれば、
混乱期は収まってきて、
上書きがなされると思う。


メジャーカナに関しては、
まあ大体上書きは出来てくる。
よく使うものについては、回路が出来上がりやすい。

だけどマイナーカナはなかなか慣れないから、
特別にそれを含む単語を練習した方がいいかもだ。

「み」「ぬ」「む」あたりはあんまり使わなくて、
僕もボーッとしてると前のバージョンのものを打ったりすることが、
1000回に1回くらいある気がする。

単語練習とかではなく、
実戦で書く文章の中で、
100回くらい使うと定着する、
という経験則があるので、
まあ量が質を凌駕するまで待つしかあるまい。

結局は神経系統の訓練なので、
回数が勝負になる。
(この神経系統の学習のシミュレータが、
ずっと話題のAI=ディープラーニングベースの、基礎部分だ。
学習訓練、チューニングにはものすごく時間=回数がかかる)


あと興味深いのは、
たまーに前のを思い出すことがあること。
完全忘却はしないんだなーと知ること。
たとえば、
「前に住んでた家や部屋の間取り」を、
突然思い出して、
空間の感覚を味わうことがあるよね。
そんな風にして、
前の配列の感覚が突然出てくることってある。
神経の記憶の整理中の幻覚なのだろうか。


ボーッと何も考えてないときや、
逆にめちゃくちゃプレッシャーがキツイときに、
前の配列と混乱することが特に多い。
理性が制御できてるときはあまり間違えなくても、
フォーカスが外れてる時は、
まだ制御しきれない(=無意識にしみついていない)
のだろう。

その時期は辛いと思うが、
永遠には続かないので、
回数を重ねることで、
上書きしてください。


配列を覚えることの困難さは、

1. 何が自分にとってベストかわからない
 (出来れば最小労力で一発でベストを引きたい)
2. 最初に覚えこませるのがしんどい
3. 前の配列と混同する

あたりがあるところか。


薙刀式的な回答としては、

1. 薙刀式はいいぞ。
 ただしいくつかちょっと触ってみて比較するのはアリだ

2. 1〜3週間で可能、特に薙刀式はここがかなり早いです
3. 2〜4週間は混乱するが、回数をこなすことで早く抜けられる

って感じかなー。

日記や読書感想文など、
量をこなせる文章を書くと、
上書きも進みやすいと思われる。

書くことを思いつかないなら、
毎日新聞のコラムが公開されてるので、
それを写経してもいいと思う。
posted by おおおかとしひこ at 10:53| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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