僕はWindowsのUI設計は最低だと思ってて、
さっさとMacに戻りたいのだが、
日本語入力整え環境を考えるとまだMacに戻れなくて、
ぐだぐだとくだらないWindowsを使っている。
Windowsの日本語環境は色々ひどいのだが、
いつからか採用された、
IMEの状態を示す「あ」「A」という表記は、
とくに最低だとずっと思っている。
「あ」と「A」がペアになっていることが、
どちらかの表記を見ただけでは想像できないからだ。
つまり互いに補集合の関係になっているのに、
一方から他方を想像できないのが、
最低だと思うわけ。
いったん、「あ/A」が切り替わる、
と誰かに説明されれば想像できるようになるが、
そもそもその説明を不要にすることが、
UIに組み込まれていなければ、
すぐれたUIではない。
せめて「あ/A」と表記があり、
現在オンになってるのが白くなり、
オフになってるほうがグレーになるとかでなければ、
互いに補集合であること、
補集合の名前をなんと呼ぶかを判ることはできない。
そしてそもそもだが、
「あ」と「A」は、
我々の日常の慣習で、
対義語ではない。
「あ」の対義語は「い」や「ん」であり、
「A」の対義語は「B」や「Z」だろう。
「あ」の対義語は?と聞かれて、
「A」と答えるやつは、「お前馬鹿か?」
と言われるに違いない。
だから、意図を示したいならば、
JPN/ENG
表記にするべきだ。
日本語/ENG
のほうがより目的のビジュアルに近くなるだろう。
そもそも、全角/半角キーがあるのに、
そこと統一が取れてないのも馬鹿だ。
全角半角キーの表記を、
「あ/A」キーにするべきだし、
僕の提案によれば、
「日本語/ENG」キーとするべきである。
いまだに不明なのが、
全角半角キーの機能だ。
半角英数と半角カナの切り替え方法は、
フルキーボードをどれだけ見ても書いていない。
全角カナと全角英数の切り替え方法も同様だ。
ここを整理しないで、
キーボードのどこにも書いてない、
「あ」「A」表記は愚かだとすらいえる。
もっとも、最新のキーボードでは、
無変換、変換表記をやめて、
「あ」「A」表記になってるんだっけ?
俺なら間違えて、Appleと打ちたい時に「A」キーを押して、
「?」と一生なってると思う。
名が体を表していない表記法は最低である。
そして名前でググれないネーミングも最低である。
僕はTwitterを検索する時にXでは検索しない。
Xの同名が死ぬほどあるからだ。
ネーミングの唯一性は死活問題である。
IMEオンオフキーにするのが、
もっとも誠実なネーミングであろう。
そこにカッコつけは意味がない。
「すべての初見の人がマニュアルを見ずに使える」
ことが、
すぐれたUIの最低条件であることを、
すべてのUI設計者は、
小学生の間に知っておくべきだ。
そしてそれが出来てないなら、
仕事ができていない。
営業マンならクビである。
車の設計者なら事故を起こしているに等しい。
人命が失われていないからセーフではない。
失われているのは、
日本語という知性である。
つまり、おまえのせいで日本人はバカが加速しているのだ。
スペースキーの両側に、
「英数」「かな」キーを配置したMacのUI設計者は、
天下百年の計に成功した偉人である。
それを見れば何をするキーか、
それがペアであることで補集合であることがわかるので、
英数とかなを切り替えるキーであることが、
見れば100%理解できる。
誤解なく伝われば、あとはブラインドタッチするだけだ。
このスマートさに対して、
Windowsの設計者は全裸で市中引き回しの刑に相当する。
愚かにもほどがある。
2024年03月22日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック