Twitterから。
> 薙刀式でここまで来た時点で敢えて不満を述べるとすれば、未知の単語に出くわした際に秒1打以下に容易く下がってしまうところ。 ローマ字入力ではそこまで大きな差は出ないと思う
へえ、そんな現象があるのかー。
仮に「未知の単語」を、
これまで打ってなかったとしよう。
僕なら、
みち の たん ご
のように、打ちやすい連接に分解しちゃうかな。
これは、「自分で慣れてる連接」なら、
なんでもあり得ると思う。
み ちのた んご
みたいになるかも知れない。
み ち の た ん ご
になることは、あんまりなさそう。
もちろん、全然慣れてない連節の単語、
たとえば「ポピュラー」とかだと、
かなりキツイね。
ぽ ぴゅ らー
くらいに秒一打くらいに落ちそう。
でもまあ、それは慣れの問題であろう。
qwertyローマ字は次に来る打鍵は26種類しか候補がないが、
カナ配列は134種類あるのだ。
(清音、濁音、半濁音、小書き、拗音、外来音の、
すべての1アクションがあり得るため)
組み合わせパターンが多いということは、
次来る確率は、どれも低いわけなので、
習熟には26パターンより時間がかかるだろう。
で、自分の考えだけど、
そもそも書く道具というのは自分の言葉を著すためにあり、
他人の言葉を写すためのものではないと思う。
なので、
少なくとも「自分の言葉」なら、
スラスラと書けるだろうことは想像に難くない。
つまり、自分の慣れてるボキャブラリーと、
自分の慣れてる運指は一致してるというわけ。
未知の言葉はそもそも書いたことがないから、
手書きだっておずおずと書くことになるだろう。
とくに人名、新語などは知ってても書いたことがないのが多い。
(漢字で書く「挨拶」とか、いまだに手が迷うし)
なので、自分の言葉を書く限りは、
未知と既知は一致すると思うんだよな。
おそらくだけど、
新聞コラムを写す文脈の話なので、
(他人の書いた)未知の単語が来た時に戸惑う、
のではないかと想像する。
所詮は他人の言葉だし、と思って、
僕は捨ててかかってる。
ある方式が前の方式を、
すべての点において上回りたいものだが、
それは理想論だよなあ。
トレードオフなので、
利点を取るか不満を取るかだと思われる。
自分の打鍵的ボキャブラリーを馴染ませていけば、
そこまで困ることはないと思われるが…
2024年03月23日
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