カナ配列のひとつ新下駄配列は、
とても優秀な高速アルペジオ配列だ。
しかし清濁別置であることから、
マスターするまでに時間がかかり、
マイナーカナをいつまで経っても覚えられないことがおこる。
このため、
補助輪付き新下駄のようなものが提案されることがある。
先日は濁点半濁点の単打を追加しようというものがあった。
次のものは、
左右同時押しで行段系になるものと、新下駄の融合配列だ。
https://kurokky969.blogspot.com/2024/04/blog-post.html?spref=tw&m=1
左右同時行段は、
全部のものは入れられていないようだ。
ないものは新下駄を使えと。
新下駄で覚えにくいものは、
行段系を使うことができる。
つまり補助輪だ。
左右同時行段系で、
かつ単打にはその行のメジャーカナを置く、
というアイデアにかわせみ配列があるが、
この配列は単打やDKSLシフトには、
そのまま新下駄を使おうという考えだ。
新下駄配列は、
単打面1、シフト面2、拗音面半分×2と、
たくさんのカナが置かれている。
しかもマイナーであるカナを、
数字段の左手部にも置いている。
このため、3段には収まっていないところが、
欠点と思われるところだ。
この定義によって、
マイナー部を規則的にして、
数字段を排除できたのは、
なかなかに大きいメリットだろう。
しかし光もあれば闇もある。
ほとんど全てのキーがシフトキーとなったため、
ロールオーバーが化けまくることであろう。
つまりゆっくり打てば問題ないが、
高速に打つには神経を使わないといけない、
という枷のある配列だといえる。
そもそも高速性に定評のある新下駄を、
わざわざ足枷をつけるなんて勿体無い。
まあ、個人が改良して、
補助輪をつける分には自由なので、
こういう別解もあるのだ、
という参考例。
配列は自由だ。
改造も自由だと思う。
それは、人の思考や手が違うからだ。
QPTYを動かしたり、
BNTYを親指配置にするなど、
なかなか異形になってるのも面白い。
これでどれだけの文章を書けるのか、
今後がたのしみだ、
2024年04月14日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック