2024年04月16日

【自キ】半田付けの練習

自作キーボードでTwitter検索すると、
やはり初心者の多くがつまづくのが、
半田付けである。

以下のような練習カリキュラムがあるといいのに。


半田付け講習

1. スルーホール半田付け 例: ダイオード、スイッチ
2. ランドの半田付け   例: スイッチソケット
3. ランドの半田付けむずかしめ 例: MCU
4. 表面実装と予備半田  例: 表面実装ダイオード
5. ブリッジ       例: OLED?
6. 温度低めの半田    例: LED

なんてのを一日コースでやれば、
概ね自作キーボードの半田付けはできるようになると思う。

で、実のところ、ここまでは半人前。
以降の方が実用になるんだよな。

テスターによる導通チェック

1. ソケット
2. ProMicro、TRRS
3. ダイオード
4. スイッチ
5. LED

半田剥がし

半田吸い取り線を使って、上の1〜6を剥がす


あたりをやらないと、
ただ半田付けやったって、
修理も診断もできないのよね。

とくに半田剥がしは大変難しく、
僕も6/6をやれる自信がない。

でもここまで、
壊すことも経験としてやる方が、
「自分の半田」に自信が持てるかどうかに、
関わってくると思うのさ。


ということで、
遊舎工房の半田講座とかやりませんか。


もちろん、
練習キットというのも存在する。
僕はmeishi2で勉強した。
DairyCraftKeyboardでは、
半田付け練習キットも売っている。


いきなりKeyballつくって「こわれた」
とかいうよりも、
下手な半田をまずまず戦える状態にしてから、
やった方がいいと思うね。

なにせ半田箇所は、どんな自キでも100〜300くらいはあるわけだし。


一通りやれば、
自分のだけじゃなくて、他の人のも直せるようになる。
自作キーボードの半田付けは、
電子工作にしては簡単らしいが、
何も知らない人にはかなり難しいものだ。

自炊初めての人がいきなり肉じゃがを作れるわけがないのと同じだね。

遊舎さんでやれば、
一々店員が対応する手間も少なくなるし、
界隈のレベルも上がると思うんだがねえ。
半人前パス、一人前パスなんかを発行したら、
商売にならないかしら。
posted by おおおかとしひこ at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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