2024年04月21日

【自キ】反動がないと重く感じる

打鍵感をどうやったらコントロールできるか、
なんとなくわかってきた。

ずっと戻りの振動を消しているのだが、
消しすぎると重たく感じる、
という発見をしたので記録。


トップハウジングの表側、
天面には平らな面が3つある。
リーフスペースの部分の天面、
ステムの両肩が当たる部分の天面(2か所)だ。

ここに鉛シートを貼って、
トップハウジングの振動をデッドニングしようと、
色々なパターンを試した。

最初は一か所(リーフの上)に貼ると、
トップハウジングの振動が半分くらいになり、
戻り振動に由来する余計なノイズが消える。

調子に乗って3か所貼ってみると、
たしかにノイズは0近くになるのだが、
今度はせっかく軽いバネを使っているのに、
重たく感じるようになった。

リーフの上を外し、
ステム両肩部分の2か所にすると、
間のいい感じになった。

戻り振動を制御していたつもりなのだが、
これは底打ちだけで感じる要素のはず?

考察するに、
底打ちしたときに、
ボトムハウジングだけでなく、
トップハウジングも振動するということ。
そしてその響き、残響を感じて、
振動を感じている、という仮説。

もしその響きがないと、重たく感じる、ということ。
つまり、
軽いときはいろいろ響く、
という先入観?のようなものがあり、
その感覚にふさわしくないと、
重たく感じる、という錯覚があるらしいこと。

なので、ちょい抜きした2か所貼りで、
ちょうどよい抜け感とデッドニングができた、
ということである。


振動、やっぱりわからんね。
予測がつかないところが難しい。
傾向はやってみて把握するしかないのかなあ。
指がどう感じるか予測できないところが、
むずかしくやりがいがある部分なのだろう。

デッドニングしてるだけなのに重たく感じるって、
意味わからんよね。
posted by おおおかとしひこ at 08:53| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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