打鍵感をどうやったらコントロールできるか、
なんとなくわかってきた。
ずっと戻りの振動を消しているのだが、
消しすぎると重たく感じる、
という発見をしたので記録。
トップハウジングの表側、
天面には平らな面が3つある。
リーフスペースの部分の天面、
ステムの両肩が当たる部分の天面(2か所)だ。
ここに鉛シートを貼って、
トップハウジングの振動をデッドニングしようと、
色々なパターンを試した。
最初は一か所(リーフの上)に貼ると、
トップハウジングの振動が半分くらいになり、
戻り振動に由来する余計なノイズが消える。
調子に乗って3か所貼ってみると、
たしかにノイズは0近くになるのだが、
今度はせっかく軽いバネを使っているのに、
重たく感じるようになった。
リーフの上を外し、
ステム両肩部分の2か所にすると、
間のいい感じになった。
戻り振動を制御していたつもりなのだが、
これは底打ちだけで感じる要素のはず?
考察するに、
底打ちしたときに、
ボトムハウジングだけでなく、
トップハウジングも振動するということ。
そしてその響き、残響を感じて、
振動を感じている、という仮説。
もしその響きがないと、重たく感じる、ということ。
つまり、
軽いときはいろいろ響く、
という先入観?のようなものがあり、
その感覚にふさわしくないと、
重たく感じる、という錯覚があるらしいこと。
なので、ちょい抜きした2か所貼りで、
ちょうどよい抜け感とデッドニングができた、
ということである。
振動、やっぱりわからんね。
予測がつかないところが難しい。
傾向はやってみて把握するしかないのかなあ。
指がどう感じるか予測できないところが、
むずかしくやりがいがある部分なのだろう。
デッドニングしてるだけなのに重たく感じるって、
意味わからんよね。
2024年04月21日
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