常駐することで、
キーボード入力をフックし、
配列を変えるソフトDvorakJ。
キーボード配列変更エミュレータとして、
長年愛用して来た。
それが予告なく公式に配布停止になってしまった。
薙刀式は、DvorakJ上で走る配列だ。
ご新規さんの案内をどうしようか。
急に死活問題がやってきた。
(結論からいうと、オリジナルページに誘導することで、
ご新規さんはなんとかなりそう。これからマニュアルなど対応しなければ…)
DvorakJは、キーボード入力をフックする言語、
AutoHotKeyによって記述されている。
これがv2にアップグレードしたため、
これに対応することができないとして、
新規配布をやめたのだろう。
Windows11更新の問題かな?
薙刀式は、
DvorakJという巨人の肩に乗り、
それがAutoHotKeyという巨人の肩に乗っていた。
だから僕は、
論理配列だけを考えることができた。
一からプログラミングしていたら、
この効率的な配列に辿り着くまで、
何倍もかかっていたに違いない。
それが巨人ごと倒れるとは。
現在も更新中なのは、
綾木さんの紅皿、岡さんの漢直WS、
専用版が、
eswaiさんのQMK版、Mac版、
とるさんのWin版。
うーむ、これらに寄りかかるとして、
僕はDvorakJ版を更新することしか出来ないなー…
次のv16はDvorakJ版として出すが、
それで打ち止めかなー。
fix版として完成したv15のわずかな改修版なので、
最終版を名乗るべきかも知れない?
たとえば固有名詞モードは比較的楽に定義できたし、
原稿書く時はめちゃくちゃ重宝してるのに、
移植版では省略されてることも多いしなあ。
直接僕が昔の版を配布したら怒られる?
確認したらCC BY 3.0準拠だったので、
クレジットとともに配布することは可能と解釈できる。
https://blechmusik.xii.jp/resources/app/DvorakJ/license/
となると、
ここに案内してDLしてね、でいいはず。
https://blechmusik.xii.jp/resources/app/DvorakJ/archive/2014/06/
これの6/7版が最新と。
NYSL、gpl-2.0についても確認したので、
僕が配布してもいいし、ここに誘導してもいい、
ということだと思う。
(改変自由性確保のためにソースコード添付が推奨らしいので、
僕が配布するよりも誘導のほうが無難だな)
しかし2014年が最後の更新かー。
10年を期にやめられたんですね。
おつかれさまでした。
ありがとうDvorakJ。
カタナ式も薙刀式も、DvorakJがなかったら生まれなかった。
その名の通り、DvorakJP配列の実現用ソフトだったのだが、
汎用性が高いため、配列エミュレータとして成長して、
数々の論理配列を試すときに使い勝手がよかった。
とくにSandS、直接入力と日本語入力で二つ定義できること、
タイピングゲーム用モードがあること、
無変換キー、変換キーを押しながらの何かを定義できること、
などは簡単な操作でとても助かった。
なにより薙刀式のみが採用してる同時押し形式、
相互シフトは、DvorakJの「真の同時押し」がなかったら、
思いつきもしなかったと思う。
僕のプログラミングレベルでは、
ここまで到達できない。
感謝で一杯の気持ちだ。
2024年04月20日
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