2024年04月20日

突き抜けろ

プロレスは演技か?リアルか?
そんなのどうでも良くなる、このレフェリーを見よ。
https://x.com/hiroshifp0215/status/1781103206120272178

これが演技だと笑ってられるのも一回目だけで、
よく考えるとすごいな、どうやってるんだ、
と二回は見ることになる。
そのとき気づくのだ。
「体を張って何かを表現してる」ことに。

フィクションとはそういうことだ。
嘘という手段で、
本当を見せる以上に見せることなのだ。

この3段落ちで、
悪役の腕力がすごいこと、
そして気絶してしまうため、しばらくは悪役のターンになることを、
表現している。
単にその場で崩れて気絶するよりも、
楽しい試合の気分を台無しにしないだろう。
素晴らしい表現だ。

表現が突き抜けてれば、みんなついてくる。
その突き抜け具合を競いなさい。
いかに常識を突き抜けるかが、
私たちのやるべきことだ。

車田正美を見ろよ。梶原一騎を見ろよ。
そうやって突き抜けていいんだ。
posted by おおおかとしひこ at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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