2024年04月20日

【薙刀式】鴻江理論は脳内の認識まで影響するか

鴻江理論は、体の特徴をうで体/あし体の、
両極端の二つに分け、
それぞれに使い方、鍛え方、NGが、
対極的であると考えるものだ。

形而下のものが形而上に影響するのは当然だ。
それは脳内の「認識」、
形而下的に言えば神経ネットワークのつながり方にまで、
適用できるものだろうか?


どうも僕ともりやんさんは、
かなりのところで対極的であり、
共通点がほとんどないみたいだ。

共通点は、
物語を書く(長いこと創作文を書く)ことと、
キー数がミニマルで、押下圧の軽いキーボードが好きってことか。


      俺     もりやんさん

鴻江理論  あし体   うで体
特徴    押す優位  引く優位
力の出し方 足から   腕から
座り方   背筋伸ばす 背筋丸める
骨盤    右ひねり  左にひねり
視野    右を向く  左を向く
書き物   縦書き   横書き
(ここまで鴻江理論)


打鍵法   撫で打ち  踏み打ち
手首    ベタ付け  机のヘリ
テント   なくてOK  バチクソ
足     ベタ足   足を浮かせた方がよい?

ストローク MXデフォ ショート

配列    薙刀式   qwerty
脳内発声  なし    あり

視点    登場人物  観察者
書き方   アクション リアクション


うーむ、かなりの対比が発見できる。
そんな綺麗に別れるものだろうか?


これはたまたまそうなのか?
サンプルが少ないのでなんとも言えないところだが、
サンプルを集めると、
全く異なる例があるかもしれない。

そもそも鴻江理論がそんな簡単な分類、
という印象もなくもないのでね。
でも実績はあるしなー。

もっとも、スポーツの話に限り、
タイピングはまた別の話かもしれない。
あるいは、
全部繋がっていたのだ、かもしれない。

なんともいえないところが、
オカルト的でおもしろいね。



「タイピングとはこうするものだ」は、
これまでは得意な人が、
自分のやり方を押し付けることで教えて来た。
標準運指、打鍵法、
そもそも使うキーボード、論理配列も。

生存者バイアスがあるので、
そこに漏れた人がどれぐらいの量なのかは不明である。

もし二つ(以上)の肉体的な特徴があり、
それぞれに異なる教え方をして失敗していたら?

教師は絶対正しいと思っていて、
脱落した人は「まちがい」とされる世界ではなく、
それぞれが最適なものにたどり着ける世界になるべきだ。

タイピングなんて所詮手段だ。
にも関わらず、思考や文章に影響を与える、
おそろしい道具でもある。

その研究は驚くほど進んでおらず、
今日も日本人は自分に合わないタイピングを強制されている可能性がある。


真実はわからないが、
ベールは薄皮一枚ずつは、剥がれてる気がするなあ。
posted by おおおかとしひこ at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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