講談社のAIサービス、新書の表紙をつくってくれるAIオモチャ。
発想はよい。
しかし遊ぶに足るほどの出来か?
新書っていってんのに、無理矢理小説や脚本を入れてみる。
てんぐ探偵 空飛ぶ探偵が解決! 天にも昇る謎、追い求めて
https://60th.gendai-shinsho.jp/maker/books/uXjj02uU31qktemA-vmXx
百の恋はざわめく 恋の音に耳をすませ 心のざわめきを感じる時
https://60th.gendai-shinsho.jp/maker/books/3Mz3CTIUy4lB67pFWluSF
弾切りの一座 舞台は運命の雨中 運命を切り裂く一座の戦い
https://60th.gendai-shinsho.jp/maker/books/q4gMdTBPJn76sP257WR36
ドラマ版風魔の小次郎 影の戦士、再び舞う 古の技が今、光りを放つ
https://60th.gendai-shinsho.jp/maker/books/ymxHvQey5IdKijaMfikGc
千年の花を 時を越えて咲く一輪の花 花の秘密に隠された真実
https://60th.gendai-shinsho.jp/maker/books/XmbaKyOp3BS4XHed7qFqO
UFOライダース 空飛ぶ円盤が接近中! 次のページに隠された謎を解明
https://60th.gendai-shinsho.jp/maker/books/H_NjSrDZh4SDsGXupw8BG
空飛ぶ悪夢で会いましょう 悪夢が運ぶ不思議な旅 どこまでも追いかける夢の話
https://60th.gendai-shinsho.jp/maker/books/II0nPOobFKaAKgJyIObwJ
まあ新書だからドンズバじゃないのはわかる。
でもこのAIの傾向は早くも底が割れてしまった。
タイトルの言葉を開いて類語で面白そうにすること、
しかやってないな。
つまり、タイトルと同じ言葉をキャッチで使いがち、
ということ。
これはコピーとしては二流だ。
同じ言葉を使うのは情報量として冗長だからだ。
言葉数をぎりぎりまで減らすことが、
コピーの原則である。
二回も同じ言葉を使うのは三流だ。
あくまでオモチャでいいんだけど、
こんなんで喜ぶのは程度の低い人だけでしょ。
AIを喜ぶ人も、その程度ってこと。
つまり、講談社の新書デジタル担当は、
その程度ってことだな。
江戸川乱歩賞の件につづけて、バツ2が一日でつくとは。
(補足)
いいキャッチコピーの例。
ちはやふる それは、君がくれた情熱。
となりのトトロ わすれものを届けにきました。
魔女の宅急便 落ちこんだりもしたけれど、わたしは元気です。
エイリアン 宇宙では、誰も助けてくれない。
2024年04月26日
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