2024年04月28日

小説の書き方に笑う

Twitterから引用。

小説の書き方をご説明します。

1. 夜、月光のもとで文机の前に座る。
2. 前述4. の顔で、文机の上をじっと凝視する。
3. すると、虚空から書くべき文章が出現する。
4. 作品の終わりまで、3. を継続する。全て出現したら原稿用紙に書き写す。
5. 小説が完成する。

引用ここまで。
(前述4の顔とは、鏡を見て小説家の顔をする練習)


身も蓋もないが、
虚空から出てくるまで待ち、それを捕えるという意味では、
我々はハンターや漁師と同じなのだ。

彼らと異なるのは、獲物が回遊性を持つかどうかだ。

創作の獲物は回遊しない。
私たちが、獲物のところまで探しに行くしかないのだ。


今日も私たちは虚空を見つめる。
それが形になるまでね。
亜空間に手を入れて、
そこにあるかないかを探さなければならない。
posted by おおおかとしひこ at 14:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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