2024年05月08日

【薙刀式】ホールドは伸展か屈曲か

単なる「打つ」以外にも、
ホールドというやり方がある。
押しっぱなしで別の何かを打つ時の、
「しばらく押しっぱなし」の状態。

これは伸筋なのか屈筋なのか、
という問題。


薙刀式は、
複雑なホールドの体系を使う。

親指のスペースキーのホールドで、
シフト面(マイナーカナ面)に移行する。

DF、CV、REなど、
人差し指+中指を二つホールドすると、
編集面1、2、固有名詞面に移行する。

清音の、
濁音化、半濁音化、小書き化、
拗音化、外来音化は、
便宜上「同時押し」とは言っているが、
実際のロジックは、
「片方をホールドしながら他方
(順番は問わない)」の、
相互シフト方式だ。

これらを使いこなす上で、
ホールドのことを考えない日はない。
(無意識なのであんまり考えてない説もある)


もりやんさん:
> そういえば大岡さんと「ホールドは屈曲の方が楽じゃね?」の話もしたっけ。伸展ホールド違和感なくできるらしいけど、いやそれはわからん。打ち込んで止める浸透勁のイメージとか言ってたっけな?

どっちが楽かは人によるかも知れない。
押すのが得意なあし体と、
引くのが得意なうで体、
という鴻江理論に従えば、
我々は両極端にホールドを捉えている可能性が高そう。

つまり僕は、押す=あし体=伸展でホールド
もりやんさんは、引く=うで体=屈曲でホールド

を楽だと思ってる説。


僕の場合、
イメージだけど指を棒のように使って、
棒の後ろから押す感じ。
押す主体は根本の筋肉?掌?
なんなら肘まで繋がってるな。
つっぱり棒の後ろに巨大な質量があって、全体が押す感じ。
だから伸筋を使ってるね。

うで体/あし体を判定する時に、
「壁を押すのはどっちのやり方?」という問いで、
うで体は、「背を丸めて腕で押す」のに対して、
あし体は、「腕を曲げて胸を壁につけ、足で壁を押す」そうだ。
僕は後者。

つまり、キーに触れている部分は媒介物であり、
後ろから押すのが本体、的な感じ。
これはまさに浸透勁の打ち方と同じだ。

とくにこれは、4指の時は顕著だね。
親指は?
やや縮めた状態から擦るように伸ばして、
ホールドするのが楽だな。
(そのためのコンベックス斜め親指キーだ)

コンベックスキーキャップの便利なところは、
天面を指を伸ばしてこするだけで打てるところで、
同じ感覚でホールドできることだと思う。


一方、屈曲でホールドするとは?
手前に引くことでホールドするのかな。

自分はあまりやらないのでよくわからない。

ただ、
昔HHKBを使ってるときに、
下段を引っ掻き打ち(奥から手前に引っ掻くように、
屈筋でこする)をやってて、
てきめんに腱鞘炎になった。
縦にシリンドリカルな形をしてるキーキャップだったから、
誤ってそうしたのだろう。
僕は、押して打鍵する体であり、
引いて打鍵する体ではないのに。

この時から、「キーボードはこの形でいいのか?」と、
僕にあってないことに疑問を抱き続けてきたのだな。



ただ、伸筋で、
滑りながら擦ってホールドするとき、
長いことホールドしていると、
その形をキープしなければならないので、
どこかで屈筋に変わるかも、
という感覚がある。
コンベックスキーキャップだから、
無意識に手前に引きがちな気がする。

体感0.8秒以内くらいのホールドなら伸筋、
それ以上なら屈筋がないとホールドしきれなくなる?


おそらく、伸筋によるホールドは、
もりやんさんのいう踏み打ちに近いのか?
踏んだまま膝を伸ばしてる感覚といえばいいのかしら。


屈筋の方が強いけど、
すぐ疲れるらしい。

だから屈筋ホールド派は、
ホールドを多用する薙刀式を使うと、
疲れるかも知れない。


僕は伸筋とか屈筋とか、
あまり気にせずに普段からホールドしてるっぽい。
言われてみれば伸筋かなー、
という程度かも。
posted by おおおかとしひこ at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック