2024年05月08日

【薙刀式】英語は日本語より遅い

あー、たしかにこれは面白い。
結論から言うと、単位時間あたりのシラブル(拍)は、
英語<日本語だから、
英語は遅い言語である、という話。

【驚愕の事実】英語が聞き取りづらい理由は「英語は日本語より遅い言語だから」です!「英語は早口だ!」と信じている方のための動画
https://m.youtube.com/watch?v=Ix65WYYUkZ0
(じゃあどうすりゃいいの?と思わせて英会話教室に誘導される、
長い広告です。
しかしその前提になる、単位時間あたりのシラブルの議論が、
とても新鮮で良かったので引用)


CharaChoderがなぜ速いか?
英語のシラブル、
子音+母音+子音を同時押し1アクションで入力できて、
しかも英語が遅いからだ。

一方日本語は、英語に比べて速いから、
たとえば1アクション同時押しで1シラブルのカナを入力できる、
Phoenixカナ配列だとしても、
同じスピードでタイピングしたとしても、
英語に比べて「日本語には間に合わない」のだ。

なるほど、
これはすっきりと説明できる。


英語前提で発達したタイピングは、
日本語タイピングよりも、
おそらく「ゆっくり」打てる。

それは、ベースになる言語速度が遅いからだ。

一方、
日本語タイピングでは、
・ベースになる言語速度が速い
・1シラブルあたり1.7打鍵しないといけない
・さらに漢字変換操作をする
から、
「猛烈なタイピング速度が必要」になるわけ。

そりゃ、日本人はタイピングに困難を抱えるに決まってる。

これを根本的に理解せずに、
単にかな漢字変換+qwertyローマ字を広めた理系バカは、
万死に値するな。

英語タイピングに比べて三重苦を抱えているんだから。


合理的なカナ配列は、
上の三重苦のうち、
二番目を解放する。

漢直ならば三番目を解放する。
しかし複数ストロークなので、
二番目が解放されるわけではない。

岡さんが挑んでいる、カナ系新配列と漢直の融合は、
うまくいけば日本語入力において、
パラダイムシフトになり得るわけだ。


実際のパラダイムシフトは、
1ストロークで1シラブルを可能にして、
漢字変換を補完とした、
フリックによって行われた。
日本でiPhoneが流行してるのは、
フリックだったからだと僕は思う。
日本人は日本語をフリックで打つ民族になった、
といえると思う。

しかしフリックの限界は、
長い文章を打てないこと。

つまり、
我々日本人は、
長文を書く知性を、デジタルにおいて奪われている。


英語を使え、が第一の選択肢。
これは中国や韓国で部分的に達成されている。
日本語タイピングを進化させよ、
が第二の選択肢。
日本人はこうした魔改造が大好きだから、
なんかこっちに行くでしょ。笑


薙刀式をはじめとした、
合理的な新配列を使え。
少なくとも三重苦から一つは解放される。

しかし英語タイピング、楽なんだなー。
うらやましい。
posted by おおおかとしひこ at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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