ストーリーの切れ目がやってくると、
次にどうしてよいか分からなくなる。
だから、
必ずそのシーンで終りにせずに、
次へのヒキを用意しておくとよい。
それは因果関係を考える、ということだ。
そのシーンの結果、どうなるのだろう?
そのシーンは、何も結果を生まないのだとしたら、
危険信号だと思うとよい。
その結果どうもならないものを書いている可能性があるからだ。
だから、まずは、
このシーンは何か結果につながる事態があるだろうか?
と問うのがいいのかもしれない。
それで次を生むようなものが出来たときに、
初めて、
次へのヒキを考えて、
シーン終わりにするといいのかもね。
そもそもヒキのないもの、
次への因果関係を持たないものは、
どんなに頑張ってもヒキなんてつくれない。
無理やりつくっても嘘予告になるし。
ああ、ヒキがつくれないぞ、
と気づいたら、
このシーン、そもそも何もしていないわ、
って気づけるようにしたい。
何か新しいことを認識した、
何か新しい行動をした、
ならば、事態は必ず変化して、
次へ因果関係を結んでいくはずだ。
その先を予感させたり、
直接ヒキがあるようにすると、
次へスムーズにつながるはずだ。
もちろん、100%ヒキをつくれなくてもよい。
2シーンに1回とか、
3シーンに1回とかあればよい。
でも頻繁にあるほうが、
ストーリーが進行している感じは強くなる。
事態がどんどん進んで、
次へ因果関係を渡しているからね。
逆に、
因果関係のないものがただ並んでいるならば、
それはストーリー展開をしていない、
とすら言ってもいいだろう。
よくよく考えて、
展開を練り直したほうがいいだろう。
「こことここ、繋がってないやんけ」と気づくことが出来ると思う。
気づければしめたもので、
繋げればいいだけの話だね。
2024年07月07日
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