2024年05月24日

【薙刀式】必ず2カナ〜3カナをペアで打つ

薙刀式は繋がりを重視した配列である。
よく使う繋がりは片手のアルペジオで打てて、
まあまあよく使う繋がりは左→右の繋がりで打つことが多い。

自分の打鍵を観察していると、
1カナだけで単独で打つことはほとんどなくて、
必ず2〜3カナを連続でひと塊で打っていることに気づく。


これはqwertyローマ字のころには、
ほとんどなかった現象だと思っている。
もちろんよく使うフレーズでは、
連続した運指になっていたかもしれないが、
それはかなり限定的だったと思う。
それは、
そもそもローマ字が、
1カナ2打になっているから、
それをつなげるだけで精一杯になっていた気がするんだよね。
2カナをつなげるには、4打繋げないといけないわけで、
それって今の2〜3カナをつなげるよりも、
レベルの高いことを要求されているということだからね。

つまり、
qwertyローマ字を2カナなめらかに繋げるには、
かなりの実力が必要で、
それは今の僕のタイピングの実力よりも、
上を要求する、ってことだ。
sareruとか絶対無理。
でも薙刀式なら「される」とか一発でアルペジオで繋げられてしまう。
(【】をセンターシフトとして、【U】/I)

この感覚の差が、
薙刀式を使っていて、よいところだと思う。


もちろん、
qwertyで3カナ続けて打てるような人ならば、
そんなに苦労せずに日本語を打ち続けられるような気がしなくもない。
でもそれはごく一部なんじゃないかな。
そんなんが出来たら苦労はしないぜ、みたいな。

でも、
3打鍵続けられるような手の力があれば、
薙刀式では「される」「られる」「そして」とかが、
一連で打ててしまうのだ。
この差が、とても大きな気がする。

タイパーの世界では、「じゃらっと打つ」みたいに表現されている気がする。
qwertyローマ字では、
3カナ程度をじゃらっと打つのはかなりの実力がいるだろう。
5〜6打鍵できないといけないからね。
そして、qwertyローマ字は、
5〜6打鍵じゃらっと打てるには、
指の繋がりが悪すぎると思う。


そういうわけで、
薙刀式は、
常に2〜3カナを、じゃらっと打って、
打鍵塊づつ書き進めていく感じだ。
そんな風にイメージできていれば、
動画の僕の打鍵が少しはわかりやすくなるかもしれない。

初学者ほど、
まだカナに慣れていないから、
一個一個活字スタンプのように打っていくのはしょうがない。
そのうち、
流れとして2〜3カナをひといきに打てるようになるから、
それからが薙刀式の本番だと思うといいんじゃないかなあ。


この快適さを、
どう伝えればいいか、
なかなか分からないんだけど、
qwertyでそれに達するよりも、
薙刀式でそれに達するほうが簡単だぜ、
ということは言いたいな。

もちろん、JISカナでそれに達するよりも、
よほど簡単だ。
この感覚は、新配列ならば全部あるのかな?
アルペジオを重視している配列のほうが、
より達成しやすい気がするなあ。
新下駄や飛鳥でもそうなると思う。
(ただし薙刀式をマスターするほうがよほど簡単だね)
posted by おおおかとしひこ at 15:54| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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