ストーリーを編む行為において、
〇〇のストーリーライン、
××のストーリーライン、
などを図示することは大変難しい。
だから、それに色をつけようぜ、
という簡略化の話。
赤いストーリーラインは主人公、
青いストーリーラインは憂鬱なこと、
黄色のストーリーラインはヒロインの明るいエピソードで、
黒はその闇の部分のストーリーライン、
みたいに色分けしようぜ、
ということを言っている。
何が何色でもいいのだが、
このように、色を見たら何か連想できるのがいいだろうね。
言葉によるストーリーラインは、
全体の俯瞰がとても難しい。
おそらく、言葉を列挙することで、
読むのに時間がかかり、
ひとつの図として見ることが出来ないからではないかと思われる。
だから、ひとつの図として見て、
俯瞰するのに、言葉はあまり有効な道具ではないと思われる。
だから色を使うのだ。
色ならば、
俯瞰したときに、
それらのバランスとか、順番とかが、
視覚化できるからだ。
赤が足りないなとか、
過剰だなとか、
順番は赤、黄色、青、黄色の順がよいとか、
そのように俯瞰できるはずだ。
あるいは、
あるストーリーラインが何色かな、
と考えることは、
そのストーリーラインのコンセプトを一色に決めようという行為だ。
これが何色か決まらないならば、
そのストーリーラインはどっちつかずなものになっていて、
コンセプトが揺れていて、
あやふやである、
ということが逆に分かるわけ。
ストーリーラインに、
短い言葉をつけることはよくあるが、
色をつけて言葉を排しよう、
というのはあまり見たことがない。
なので、提案してみた。
言葉による迷路ではなく、
カラフルな迷宮が出来るだろう。
色を並べ替えることで、
よりよく出来るか、検討しやすくなるはずだ。
このストーリーラインは明るいから黄緑にしたが、
もっとどんよりしたいので濃い緑色に書き直したい、
などのように考えるのもありだ。
2024年07月15日
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