2024年05月23日

模写はまじで捗るぞ

模写をして上達するのは絵だけじゃない。
音楽や歌(○○風、をマスターする)、
小説、コーディング、コピーライティングなどでも、
模写、写経の重要性はそこかしこで聞く。

そして漫画のネームもそうなんですってよ。
https://x.com/kong_doing/status/1793552150741889283


僕の場合、
出来上がったCMを、
コンテにする模写をたくさんやった。

動線、カット割、照明の位置、
芝居の間、目線、秒数、音楽の使い方、
文字の出し方、カッティング、
セリフの使い方、ナレーションの使い方、
などなど、
450フレームでやるべきことすべてを学べた。

好きなCMを10本やるだけで、
癖みたいなことがわかってくる。
「この監督の作風はここかー」
なんてことまで分かってくる。

そのうち、
企画コンテや演出コンテの模写もやるようになる。
レイアウトの仕方、
企画性の骨子、捻り方、
セリフの使い方なんてのがわかってくる。

中2の頃、
マクロス映画版とナウシカ映画版は、
完全暗記して上映できた。
セリフや音楽の使い方、
カット割まで全部覚えてた。

大好きな漫画は写真記憶してたので、
その時は再現できたと思う。


さて、
シナリオも同様だ。

脚本添削スペシャルはすでに10年分あるので、
少なくとも僕が添削した後のものは、
模写する価値がある。

15分×10でしょ。知れてる課題量だ。


なんでこれがこうなってるんだろう?
と細かいパーツで疑問に思うことはとてもいいことだ。
じゃあAをBに変えてみればいい。
どう変わるか、どう良くなり、だめになるか、
比較してみるといい。

それが、体の感覚として分かるようになるのが、
模写のいいところなのよね。


デジタルに僕が否定的なのは、
この身体的な感覚でものを判断することが、
とても難しくなるからなのよ。

無限に拡大縮小できるからじゃないかと僕は思っている。

身体感覚は、身体との関係性で記憶するから。


自分の身体を一定の状態に保った時、
こういう時はこうするのだ、
が、頭ではなく体の感覚として身につく。
それが模写の効能だ。

頭で判断するより先に体が動くようになる。
感覚として「そっち」がわかるようになる。

あらゆる理論は、
結局「そっちが正解で、そっちは間違い」という体の感覚を、
頭を通さずに判断するためにある、
と僕は考えている。


膨大な失敗体験と、
膨大な成功体験から学ぶべきだ。
そうじゃないと体は覚えてくれない。

ただし、たくさんの成功体験を積むことはなかなか難しいので、
そこを体験するために、
模写はある。
posted by おおおかとしひこ at 19:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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