2024年05月31日

「お客様は神様です」の真意

なるほど、
ものすごく意訳すれば、
作者からしたら「全部バレてると思えよ」ってことだな。

この言葉はもともと三波春夫によるものだが、
その真意は、
「芸事は神様の前で歌うと思ってやっている」
という意味だそう。
https://globe.asahi.com/article/15285059

つまり、少しのミスもバレるし、
いい加減な気持ちはバレるし、
至ってないところもバレるという気持ちでやれと。
「お天道様が見てる」という意識だね。

つまり、全部伝わる。隠せない。バレてる。
繕えないからこそ、真摯に体当たりするしかないのだ。

バレなければ何やっても構わないという、
最近の価値観とは異なるものだね。
posted by おおおかとしひこ at 11:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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